知られざる東京の孤島「青ヶ島」にある、秘境感あふれる天然サウナ

青ヶ島村の夕日(画像提供:青ヶ島村役場)

で、その取材時のこと。

この島に撮影の仕事で行ったわけだが、運悪く台風が近づいていた。 台風が上陸したら完全な絶海の孤島になってしまう。同宿した民宿の客(ドコモの工事の人)の話では、2週間近く閉じ込められたこともあるとか。 そんなことになったらほかの仕事が何もできない。

帰りのヘリを待つ間、天候連絡官(これ、先の観光課の方が兼務していた)に取り入って、まあ、完全なウソみたいなもんだが、「視界は2キロ以上と言ってください!!」と懇願したことを覚えている。 スゴい島だったが、温泉は快適だった。

ネット情報で、最近、港の待合所の屋上に、自分でコックをひねって出すタイプのポリバス温泉があるということを見かけたのだが、役場のHPにはそのことはまったく触れられていない。 また確かめに行きたいなぁ。

その時は閉じ込められてもいいように、たっぷりのお酒と釣り道具を持って行くことにしよう。 仕事ができないというのも、悪くない気もするし。釣った魚で酒飲みまくり。 現地で買うとすれば「青酎」だな。 ふふふ。

  • 画像提供:青ヶ島村役場
  • ※この記事は『MAG2 NEWS』に掲載されたものを転載しています。
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます

Page: 1 2

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。