古都に咲く極楽浄土の蓮の花。酷暑すら忘れる京都「法金剛院」へ

法金剛院の門構えは小さくひっそりとしていますが、境内は広大な敷地を誇ります。中に入ると大部分は苑池と呼ばれる大きな池があります。この大きな池が見えない程一面蓮の花に覆われます。


この庭園は現存する数少ない平安時代の作と伝えられていて特別名勝にも指定されています。「青女の滝」と呼ばれる巨石を並べた人工の滝は日本最古のものとされていて貴重な遺構です。

極楽浄土には四色の蓮の花が咲いているとされています。法金剛院にも極楽浄土と同じ青、赤、黄、白の色とりどりの蓮の花が咲いています。

存在感のある大輪の花も間近で見れば繊細な美しさに目を見張ることでしょう。暑い夏、いつもより早起きをして蓮を愛でてみてはいかがでしょうか?

いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもその一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。

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