なぜそれを土産にした。熱海温泉の新名物「毒饅頭」へのこだわり

海に面した温泉街で景観も良く、グルメも楽しめて、都内から日帰り旅行で気軽に足を伸ばせる、静岡県・熱海エリア。そんな近距離にある人気観光スポットだからこそ、職場でお土産が被ってしまったりと、チョイスに迷ってしまうことも多いかと思います。そんなときにおすすめしたい、インパクト大な「熱海温泉 毒饅頭(まんじゅう)」が発売されました。

地元創生を掲げる伊豆半島合同会社(静岡県熱海市)から、2018年8月8日(水)に発売された「熱海温泉 毒饅頭」。その名前の由来は、和漢として有名な「ドクダミ」のパウダーを饅頭の生地に練りこんでいるからなんだとか。

しかもただのドクダミでなく、全国各地から採取して吟味、最も餡と生地にあった兵庫県産無農薬栽培のものを使用するというこだわりようです。

また生地には生産量が少なく高価な鹿児島県産と宮崎県産の本葛を混ぜており、餡は北海道産の小豆餡を使用しています。

そのこだわりは饅頭だけではありません。化粧箱は国内で作った桐箱で、さらに世界各国で活躍する書道家・武田双雲氏の書を印字しており、悪代官が部下にそっと耳打ちして手渡しそうな雰囲気があふれています。

お土産に「毒」は、ちょっと悪いイメージでは…となるかもしれませんが、箱を開けるとなんと“大吉だけ”のおみくじが入っています。

実はこれ、熱海を訪れる旅行者に「小さな幸せを渡したい」という思いから、大吉が確定したおみくじを入れたそう。

インパクト抜群の「熱海温泉 毒饅頭」は、もらってびっくり、開けてちょっと嬉しくなって、美味しく食べられる、熱海の新銘菓になりそうです。

  • 伊豆半島合同会社
  • 〒413-0015 静岡県熱海市中央町2番6号冨塚ビル
  • 0557-82-2588
  • 伊豆半島合同会社

source: ValuePress!


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