山梨県、富士山を臨む山麓のなか、白いドーム型の大きな物体が立ち並んでいます。こちらは2018年夏にニューオープンしたグランピング施設、「PICA Fujiyama」。
手ぶらでも楽しめるサービスが充実していて、アウトドア初心者や子どもから大人まで楽しめます。今回は気になるテントの内部や、宿泊会の様子もレポートします。
PICAシリーズのグランピング施設
山梨県の富士山登山口である「富士スバルライン」の入り口にほどちかい、山麓の樹海の中に、2018年夏、白いドーム型の大きな物体がいくつも登場しました。
実はこちら、山梨県を中心にキャンプ場を運営する「PICA」の新しい施設としてオープンした、「PICA Fujiyama」。樹海に囲まれた5万平方メートの広大な敷地の中に、趣向を凝らしたグランピング施設が立ち並んでいます。
なかでも目を引くのが、この大きな白いドーム型のテント。テントの一部にクリア素材を使用しているため、中にいても大自然を感じることができる、オリジナルのドームテントです。
直径約6mのドームテントの中には、ふかふかベッドとソファ、冷蔵庫などが設置され、外を一望できるドームのクリア部分の前には、望遠鏡が設置されています。テントの外には焚火台やハンモックが用意され、まさに「今まで体験したことのないようなキャンプ体験=グランピング」を楽しめる場所になっています。
持ちものは「楽しむ」ココロだけ
同施設は、アウトドアに慣れていない人も、心からリラックスしてキャンプを楽しめるようにと作られているのがポイント。
キャンプに必要な道具や食材などはすべてそろっているので、自分で準備する必要はありません。道具を持っていなくても、おいしいアウトドア料理を満喫したり、焚き火を楽しんだりできるのが魅力のひとつです。
夕食はBBQプランとレストランプラン
キャンプと言えば、夕食を自分たちで料理するのも楽しみのひとつ。BBQプランはサイトに用意されているグリルを使って調理する本格アウトドア料理です。
BBQプランは、時間になるとスタッフの方が食材を届けてくれます。食材を切ったり洗ったりといった面倒な下準備が済んだ状態で届くので、あとは調理しながら食べるのを楽しむだけ。
またBBQプランのほか、「テントには泊まりたいけど、料理を作るのは面倒」という人には、施設内レストランでのディナーコースが用意されています。
小さな子どもがいて夕食の準備が大変な場合や、ギリギリまで外あそびを楽しみたい人には、このレストランプランがおすすめです。レストランプランの場合、朝食もレストランでビュッフェを利用することができます。
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