宇宙飛行士がステーションで活躍する姿を見ていると、宇宙生活はなんとなくこんな感じなのではと想像が働きます。でも、日常的でありながらまったく想像がつかないのが「匂い」です。
宇宙は一体、どのような匂いがするのでしょうか。この度、長野県阿智村の阿智昼神観光局が、宇宙空間に漂う成分「ギ酸エチル」を配合した、まさに「宇宙の香り」ともいえる芳香剤を開発しました。さっそく、ご紹介します。
宇宙は無臭?なぜ匂いがしないのか
そもそも宇宙では、空気が存在しないため、香りを感じません。しかし、宇宙空間には香りを発する成分が含まれています。その証拠に、宇宙船の船外で作業している作業員が酸素のあるステーション内に戻ると、作業服に付着した成分から香りを感じられるそうです。
この香りの正体としてNASAも公式発表している成分が、今回発売された「aroma planet ACHI」(全3種)に入っている「ギ酸エチル」です。
宇宙を感じる限定芳香剤「aroma planet ACHI」
環境省が実施している全国星空継続観察で「星が最も輝いて観える場所(平成18年)」第1位に選ばれた、美しい星空の名所・長野県阿智村。この「aroma planet ACHI」は、2018年10月12日から、阿智村内の観光施設、旅館、イベント会場、観光拠点施設「ACHI BASE(阿智ベース)」などで販売を開始しました。
フレーバーは「パープルベリー」「ジューシーピーチ」「ベルガモット」の3種類。宇宙に漂っている成分が含まれているということもあり、香りを嗅げば宇宙旅行気分が味わえるかもしれませんね。
source:PR TIMES
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