冷たい風から逃げこむようにコンビニに入ると、レジ横には湯気がのぼる「おでん」の姿。寒い季節に暖かい部屋や居酒屋などで一杯やりながら食べるおでんは最高です。
そんなおでん需要を受けて、京阪電気鉄道と琵琶湖汽船が、冬季限定のイベント列車「おでんde電車」と企画クルーズ「汽船deおでん」を実施することが決定しました。どうやら一風変わったスタイルでおでんが食べられるようなこのイベント、さっそくご紹介します。
石山坂本線の電車でおでんを食べる「おでんde電車」
京阪電気鉄道が企画するイベント列車「おでんde電車」は、石山坂本線(石山寺~坂本比叡山口駅)を走る電車に揺られながら、温かいおでんを食べて楽しいひとときを過ごせる企画です。
2019年1月17日(木)から2月23日(土)までの木・金・土曜に開催し、土曜日には昼便も運行します。また、ユーザーの要望に応え、上記期間の月・火・水曜には貸切運行を実施します。
気になる料理の内容は、1人用おでん盛り合わせ、おつまみ弁当、飲み物3本(持ち込み自由)で3,980円(税込/1人 ※大人・小児とも同料金)です。
始発・終着駅となる「びわ湖浜大津」駅の最寄りには「浜大津アーカス」というアミューズメント施設もあり、おでんde電車の乗車前、後も思う存分遊ぶことができます。
また途中駅の「坂本比叡山口」駅は延暦寺や日吉大社の門前町であり、「穴太積み」と呼ばれる美しい石垣を見ることができます。
- おでんde電車
- 運行期間:2019年1月17日(木)~2月23日(土)の木・金・土曜 計18日間
- https://www.e-kenetmarket.net/
- 詳細はHPよりご確認ください。
大津港を出発する高速船でフレンチレストランへ行く「汽船deおでん」
一方、琵琶湖汽船の企画クルーズ「汽船deおでん」は、大津港を出発する高速船「ランシング」で昭和初期の近代建築「びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)」に向かい、館内のフレンチレストラン「ベルヴァンブルージュ」にて、シェフ創作のフレンチ(洋風)おでんを食べた後、再び大津港まで戻ってくるというものです。
2019年1月17日(木)から3月9日(土)までの木・金・土曜に運航します。料理内容は一品料理、洋風おでん盛り合わせ、サイドデニッシュ2種、バターライス、ワイン3杯と豪華なラインアップで、おでんde電車と同じく3,980円(税込/1人 ※大人・小児とも同料金)です。
- 汽船deおでん
- 運行期間:2019年1月17日(木)~3月9日(土)の木・金・土曜 計20日間
※1日1便運航 - https://www.biwakokisen.co.jp/event/kisen_de_oden_2019.php
- 詳細はHPをご確認ください。
フレンチシェフが作る、珍しい洋風おでんは一度は食べてみたいですね。また電車内でゆったりおでんを楽しむというのも、なかなか体験できない貴重な時間です。おでん好きならば足を伸ばしてみる価値がありそうですよ。
source:@Press!
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