歴史を歩く。一生に一度は行きたい「小京都」5選【四国・中国・九州エリア】

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尾道/広島県

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広島県尾道は愛媛と本州をつなぐ瀬戸内しまなみ海道への玄関口でもあり、古寺めぐりや坂道散策も楽しめる港町です。


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また、小津安二郎監督の世界的名作といわれる『東京物語』や大林宣彦監督の『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』などの映画やドラマなどのロケ地としても知られ、「映画のまち」としても有名です。

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尾道市の町並みは坂が多いことで有名です。その坂がまた風情をかもしだしており、戦災を免れた町には、由緒ある寺や趣深い通りが残っています。

そして瀬戸内海に面しているため、周辺には多くの島々とそれと本土をつなぐ多々羅大橋、生口橋、津蟹大橋など多くの橋があり、その景観は絶景なのです。


萩/山口県

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山口県の萩市といえば、何といっても明治維新ですね。幕末には、吉田松陰や高杉晋作、桂小五郎など数えきれないほどの明治維新の志士を生み出しています。そして、戦前までには多くの政財界人を輩出しています。

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江戸時代に毛利氏が治める長州藩の本拠地となった、萩城の城下町として栄えました。その町並みは碁盤目状に区画され、中・下級の武家屋敷が軒を連ねています。

現在でも町筋は当時のままで、白壁には明治維新の時の銃弾の跡がそのまま残っているなど、まさに歴史の街なのです。

伊万里/佐賀県

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佐賀県伊万里といえば、陶器で有名な街です。江戸時代から引き継がれる伝統技術である伊万里焼の体験工房やギャラリー、また江戸時代の窯跡などが観光でき、焼物の世界や歴史を楽しめます。

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うつわファンならば「伊万里焼の窯元を見てみたい」「焼物の絵付け体験をしてみたい」と思うこと間違いなしのエリアでもありますね。

また、伊万里のすぐ近くには有田焼で有名な有田もあります。伊万里焼と有田焼が同時に楽しめる、うつわファンにはたまらないエリアなのです。

日本どこでもこれだけ身近に「京都」風情が味わえる街があり、自分の身近な「小京都」で、その歴史や町並みで風情を楽しめるのはうれしいことですよね。長期休暇中に少し時間を持て余したら、近くの小京都へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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