四季折々で美しい自然が景色を彩る日本。「春・夏・秋・冬」とそれぞれ明確に異なる景色や文化があり、1年を通してさまざまな旬の色を楽しむことができます。
なかでも、彩り豊かな花が一面に広がるお花畑は人々の心を癒し、慌ただしい日々で見逃してしまいがちな四季を目と心で感じさせてくれます。
そこで今回は、可憐なフラワーリレーを楽しめる茨城県「国営ひたち海浜公園」の魅力をご紹介。海に面した広々とした公園では、どの季節に訪れても幻想的なお花畑が楽しめますよ。
目次
四季折々の花畑が楽しめる「国営ひたち海浜公園」
茨城県ひたちなか市の太平洋岸にある「国営ひたち海浜公園」。春にはネモフィラ、スイセン、チューリップ、初夏のバラやポピーに始まり、夏にはヒマワリ、秋にはコスモス、冬はアイスチューリップなど、四季を通じて華やかなフラワーリレーを楽しめます。
花畑のほかにも、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車を始め、28種類のアトラクションがそろう遊園地プレジャーガーデンや、林間アスレチック広場、バーベキュー広場などがあり、さまざまな遊び方ができる魅力的な公園です。
季節によって次々に見ごろを迎える花畑がある同園ですが、特に「みはらしの丘」を淡いブルーに染め上げるネモフィラが大人気です。
青空と海と花々が繋がるように広がるネモフィラ畑は、まるで天国のよう。幻想的な絶景にあなたの心も震えるはずです。
国営ひたち海浜公園の絶景に出会うためのベストな季節は?
春(スイセン、チューリップ):3月下旬〜5月中旬
ネモフィラの見ごろ:4月下旬〜5月中旬
国営ひたち海浜公園は花の種類によって見頃が移り変わるため、どの季節に訪れても絶景を見ることができます。
3月下旬〜5月中旬の「flowering- フラワリング –」開催中にはスイセン、チューリップ、ネモフィラのフラワーリレーが楽しめます。
みはらしの丘の一面を青一色に染め上げる約450万本のネモフィラを楽しみたい方は、見ごろを迎える4月下旬〜5月中旬に訪れるのがベストです。
夏(緑葉コキア、ジニア、ヒマワリ):7月中旬〜8月下旬
7月中旬から8月下旬には「とびっきり!夏フェア」を開催。ふわふわ愛らしい緑葉のコキアや鮮やかなビタミンカラーのジニア、太陽に向かって真っ直ぐ咲くヒマワリが楽しめます。
瑞々しいパワフルなエネルギーにあふれる花畑を楽しみたいなら、この季節がおすすめ。
外遊びが楽しい夏に訪れるなら水遊び広場で遊んだり、さまざまな体験型イベントに参加するのも楽しそうですね。
秋(コキア、コスモス、ソバ):9月中旬〜10月中旬
9月中旬〜10月中旬には「きて みて さわって コキアカーニバル」を開催。約3万2千本のコキアが9月下旬から紅葉し始め、10月中旬にはみはらしの丘を真っ赤に染め上げます。
丘のふもとではコスモスやソバなど、多くの秋の色が変化していく様子を楽しめますよ。
冬(アイスチューリップ):12月下旬〜1月上旬
12月中旬〜1月中旬には心も体もほっと温まるような「ぽっかぽか冬フェア!!」を開催。
澄んだ冬の空気のなか、凛と咲くアイスチューリップが12月下旬〜1月上旬に見ごろを迎えます。冬は気温が低いため花持ちがよく、開花時期が長いのも特徴です。
国営ひたち海浜公園へのアクセス方法は?
国営ひたち海浜公園には最寄りのバス停「海浜公園西口」があるので、公共交通機関を利用して訪れることができます。
JR勝田駅では、「国営ひたち海浜公園入園券と路線バス1日フリー乗車券のセット券」も販売されています。入場券をあらかじめ用意できれば、入園券発売窓口で並ばずにスムーズに入園できるので、公共交通機関の利用する際は、あわせて利用することをおすすめします。
もちろん車でのアクセスも可能ですが、人気の時期には周辺道路の渋滞も多く発生し、長時間の運転となりそうです。
乗り換えなど気にせず楽々移動したい方は、旅行会社が運行している日帰りバスツアーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
都内からのアクセスも良く、気軽に日帰りで訪れることができる「国営ひたち海浜公園」。週末のちょっとした遠出で、リフレッシュにでかけてみてはいかがでしょうか。
- 国営ひたち海浜公園
- 茨城県ひたちなか市馬渡大沼605-4
- 029-265-9001
- 海浜公園西口
- 大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、高校生未満無料
- 定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は翌日の火曜日)、12月31日、1月1日、2月の第1火曜日からその週の金曜日まで
- 9:30〜17:30(季節により変動あり)
- 公式サイト
- 開園日程、時間は季節により変動あり
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