「令和」最初の隅田川花火大会、より快適に見るための3つのポイント

image by:Sakarin Sawasdinaka/Shutterstock.com

令和という新しい元号がスタートした2019年。令和に記念して各地でさまざまなイベントが繰り広げられていますが、これから訪れる夏のビッグイベントといえば「花火大会」です。

なかでも、下町の空を鮮やかに彩る「隅田川花火大会」を、夏の思い出のワンシーンとして待ち構えている方もいるかもしれませんね。

せっかく令和という新しい時代の幕開けを迎えた2019年は、いつもと同じ花火大会も一味違った方法で快適に楽しんでみてはいかがでしょう。

今回は、隅田川花火大会を快適に見ることができる方法をこっそり、ご紹介していきます。夏はすぐそこ、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まさに江戸の華、「隅田川花火大会」

image by:MeeRok/Shutterstock.com

東京、隅田川沿いの河川敷で開催される「隅田川花火大会」ですが、その歴史は江戸時代の1732年にまで遡ります。

当時、大飢饉により餓死者が多く出て、疫病も流行。8代将軍吉宗がそれらの死者の霊を弔い、悪病退散を祈願する「水神祭」を隅田川で行いました。その際に花火を打ち上げたことが、現在の隅田川花火大会の始まりといわれています。

なお、2019年は7月27日(土) の午後7時から午後8時30分にて開催予定です。 荒天の場合は翌28日に延期の可能性があります。

誰もが知りたい、隅田川花火大会を快適に見ることができる意外なポイント

水戸街道から見る花火大会 image by:photoAC

全国的にも有名な隅田川花火大会ですが、その混雑具合も日本一といわれるほど。まだ陽の高い昼間から混み始め、あっという間に大渋滞。場合によっては携帯電話もつながりにくくなり、家族や友人とはぐれてしまったり…。

令和最初の隅田川花火大会、せっかくなら混雑をできるだけ避けて、いい思い出にしたいもの。そこで筆者が実際に訪れて見つけ出した、意外と快適に見ることができるポイントをご紹介します。


「東京スカイツリー(R)」から観賞

image by:Mrinal Pal/Shutterstock.com

いわれて見れば確かに、と納得する穴場スポットが、花火を並んで撮影されることも多い「東京スカイツリー(R)」です。

同施設からは、隅田川花火大会だけでなく東京の夜景も思う存分楽しめるため、ロマンチックな夜になること間違いなし。

ただし、隅田川花火大会当日は、花火を眼下に見るための900名限定の特別営業になるので予約が必要です。事前にしっかり予約しておきましょう。

「屋形船」からゆったり観賞

image by:photolibrary

花火をゆっくりと目の前で楽しめるのが「屋形船」です。混雑とは無縁であり花火を見ながら豪華な料理も楽しめ、いつもと違った特等席で花火を楽しめます。

屋形船には乗合船と貸切船があり、大人数なら貸切船を予約したり、友人と少人数なら乗合船と、自分のスタイルによって選べます。こちらも早めに予約しておくのがおすすめです。

近くの「ホテル」からしっとり観賞

image by:KPG Payless2/Shutterstock.com

ゆっくりと自分たちだけで花火を楽しみたいのなら、近場のホテルがおすすめです。隅田川花火大会周辺には花火が見えるホテルがいくつかあります。

なかにはスカイツリーもセットで見えるような絶景ホテルもありますし、宿泊者限定のレストランがついているホテルもあるので、混雑とは無縁の世界ですよ。

隅田川花火大会は第一会場と第二会場があるので、ポイントはその両方の会場が見えるホテルに宿泊すること。また、ホテルによってはインターネット予約限定プランもあるので、事前にホテル公式情報も確認しておきましょう。

令和最初のイベントは何かと注目が集まりますが、隅田川花火大会は夏の風物詩として特に盛り上がること間違いなしのイベントです。

事前の準備や予約をしっかりしておくと、混雑必至のイベントでも快適に楽しく過ごせます。令和最初の隅田川の花火大会、ぜひ思い出に残るような時間を過ごしてください!

image by:Sakarin Sawasdinaka/Shutterstock.com

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

いま読まれてます
TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。