京都府内の紅葉 寺院仏閣を中心とした穴場スポット16選【2019】
頭上を彩る紅葉絶景 龍穏寺
紅葉見頃:11月中旬
南丹市の山間にある、静寂に包まれた寺院・龍穏寺(りょうおんじ)。1509年に曹洞宗の寺院として創建され、園部藩家老の菩提寺となりました。秋になると、山門や参道、池の際にあるモミジが真紅、橙、黄色に色づきます。
参道で上を見上げると、目の前に広がるのは紅葉天井…ため息が出るほどの美しさに、近年は紅葉の隠れた名所として口コミでその評判が広がり、多くのカメラマンや観光客が訪れています。訪れる際はマナーを守って、静かに観賞してくださいね。
■■INFORMATION■■
龍穏寺
住所:京都府南丹市園部町仁江甲溝畑1
TEL:掲載なし
拝観時間/拝観料 境内自由
拝観料:無料
七色に映える紅葉グラデーション 真言宗 大覚寺派 飯盛山 西光寺
紅葉見頃:11月中旬
756年創建と伝わる、南丹市最古の寺院・西光寺。高雄の神護寺を再興した文覚上人が得度(出家の儀式)をしたところで、隠れた紅葉の名刹とも称されています。
西光寺の紅葉は高雄の神護寺より移植された紅葉で、季節の歩みで“七色に映える”と言われており、グラデーションがかった美しい紅葉は、お参りに来る方の目を楽しませています。
本堂内陣と外陣の合間の欄間に飾り置かれた巨大な阿吽の龍の彫刻は、兵庫県柏原の“丹波の彫刻師”中井権次一統によるもので、作品が多数残されています。
■■INFORMATION■■
真言宗 大覚寺派 飯盛山 西光寺
住所:京都府南丹市八木町美里中石谷9
TEL:0771-42-3417
拝観時間:10:00〜16:00
拝観料:境内自由(本堂内は当山の指定日にて予約必要)
※ライトアップは現在は行っておりません。
※団体での紅葉拝観はお断りしています。
紅に染まる参道を歩く 桑田神社
【見頃】11月中旬~下旬
亀岡市の保津川を見下ろせる高台にある桑田神社。この地では保津川で溺れた神様をナマズが助けたという伝承があり、境内には至る所にナマズをモチーフにしたものが見られます。
参道から神殿へと続く真っ赤なモミジはもちろんのこと、境内からはトロッコ亀岡駅などの街並みも見渡せ、壮大なパノラマを楽しめますよ。トロッコ亀岡駅から徒歩5分とアクセスも抜群。
■INFORMATION■
桑田神社
亀岡市篠町山本北条51
0771-25-3881
境内自由
無料
予約していきたい名勝庭園 法常寺
【見頃】11月中旬~下旬
府道731号線から山道を登ると見えてくるこちらは、後水尾天皇ゆかりの寺院。歴代天皇より賜った古文書や美術品などを多く保管し、現在でも香華料の下賜が続いています。勅使門を見上げれば壮大なモミジの景色が広がります。
また、江戸初期の作庭といわれている庭園は、京都府の名勝に指定されるほどの美しさ。参道は自由に散策ができますが、庭園と本堂の拝観は予約が必要ですので、事前に計画を立てて目指しましょう~。
■INFORMATION■
法常寺
亀岡市畑野町千ヶ畑藤垣内1
0771-28-2243
9:00~17:00
本堂拝観300円(要予約)
多種多様な紅葉パラダイス! 京都府立植物園
【見頃】11月中旬~12月上旬
秋の京都府立植物園の見どころは、名所にある紅葉(イロハモミジ)以外の、多種多様な紅葉が見られることです。
11月の中旬から始まるスズランノキ、ニッサボク、ニシキギといった世界三大紅葉樹の紅葉や、園内にある国内最大クラスのフウの木のほか、絶景と名高い「なからぎの森」の池周辺の紅葉銀座など、たくさんの樹木や植物の紅葉が楽しめます。
11月15日(金)から12月1日(日)まで、初開催となる「世界の紅葉ライトアップ」を実施!植物園ならではの世界の植物を光で演出します。(~19:30受付終了、20:00閉園)
■■INFORMATION■■
京都府立植物園
京都市左京区下鴨半木町
開園時間:9:00〜17:00 (入園は16:00まで)
料金:一般200円、高校生150円、中学生以下無料
★温室観覧料/一般200円、高校生150円、中学生以下無料 温室入室時間/10:00から15:30(16:00閉室)
http://www.pref.kyoto.jp/plant/