1位は伊勢神宮。みんなが選ぶ「世界遺産」にしたい名所ランキング

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世界的に観光スポットの評価としてもっとも権威があるのは、世界遺産ではないでしょうか。世界中の名所の関係者たちが自分たちのスポットが登録されるよう、盛んに運動しています。

それは、旅行好き、観光好き、それぞれ個人的にも登録されてほしいと思うスポットがあるでしょう。

この度、阪急交通社が「個人的には世界遺産!プレゼントキャンペーン」を実施し、そのなかから応募数の多かった場所を発表。今回は、そんな「世界遺産にしたい場所ランキング」のトップ5をご紹介します。

第5位 東京タワー/東京都

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1958(昭和33)年に竣工した高さ333mの「東京タワー(正式名称は日本電波塔)」は、まさに東京のシンボルです。

東京タワーといえば、外国映画が現代の日本を描くときに必ずといっていいほど登場する定番スポットのひとつ。

基本的にはTVとFMの電波塔なのですが、観光地としての存在も大きく、展望台をはじめレストラン、科学館、TEPCOタワーランド、フジテレビタワープラザ、マンモス望遠鏡(屋上)、ノッポンスクエア(4階)、ゲームコーナー(4階)、蝋人形館(3階)、水族館など多くの施設があります。

第4位 彦根城/滋賀県

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滋賀県彦根市にある「彦根城」は、別名「金亀城」と呼ばれ、天守、附櫓及び多聞櫓は国宝に指定されています。

また、城跡は特別史跡かつ琵琶湖国定公園第1種特別地域となっているほどの名城です。ちなみに、天守が国宝指定されているのは、犬山城、松本城、姫路城、松江城、そして彦根城の5城しかありません。

標高50m彦根山(金亀山)にある平城で、前記したように多くの国宝や重要文化財を有しています。


1992(平成4)年に日本の世界遺産暫定リストに掲載されましたが、近年の世界遺産登録の厳格化の下、残念ながら20年以上推薦は見送られ、2024年の登録を目指すことになりました。

第3位 阿蘇/熊本県

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熊本県の「阿蘇」、つまり阿蘇山は活火山で、東西18km、南北25kmと世界最大級のカルデラを誇ります。

阿蘇は「日本の地質百選」に選定されており、2009年には、カルデラ内外の地域が「阿蘇ジオパーク」として日本ジオパーク、世界ジオパークに認定されました。また、「日本百名山」の一座としても取り上げられています。

とにかく、大きさ、美しさともに世界的な活火山といえ、その人気は国内外からの観光客の多さを見れば一目瞭然。外輪山の内側は「阿蘇くじゅう国立公園」に指定されており、温泉や観光、レジャースポットが存在しています。


第2位 鎌倉/神奈川県鎌倉市

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約11mの「鎌倉大仏」をはじめ、古都「鎌倉」には寺社仏閣も多く、京都と並び古い日本が残っている街です。

鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝によって幕府が置かれていました。鎌倉幕府は初めての武士による政権です。このため、武士の精神や文化を受け継いでいる街といえます。

また、これら古い日本を楽しむだけではなく、ハイキングコースとしても有名で、多くのハイキング客が訪れる街でもあります。

第1位 伊勢神宮/三重県伊勢市

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そして、1位に輝いたのは「伊勢神宮」でした。古くから「お伊勢さん」として日本中から親しまれているこの神社は、神話時代の創建とされており、天照大御神を祀っていることで有名です。

皇室との結びつきが強い由緒ある神社としても、特別な存在感を放っています。

造りは、弥生時代の高床式倉庫をもとにしたもので、古代の日本の建築様式を現代に伝える貴重なものです。

伊勢神宮は20年ごとに、建物や神宝を造り替えることでも有名ですが、残念なことに登録後に建て替えができないなどの事情により、世界遺産への登録は難しいといわれています。

今回のランキングでは、東京タワーを除いて、日本の古い伝統や大自然の人気が高いようですね。ぜひとも、世界遺産に登録され、これらのスポットの素晴らしさがさらに広がることを願います。

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