嗚呼、憧れの世界遺産。日本人が恋に落ちた、海外の人気観光スポットTOP10

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第3位 サグラダ・ファミリア教会/スペイン

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バルセロナにある教会で、「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されている「サグラダ・ファミリア教会」。精密な彫刻を施した複雑な外観と、1882年着工ですが未完成という物語に引きつけられ、多くの人々が訪れています。

ちなみに細かくいえば、世界遺産に登録されているのは、生誕のファザードと地下礼拝堂だけなのです。生誕のファザードは、1894年に着工して約30年かけて造られたといわれています。3つの玄関と4本の鐘塔があり、イエス・キリストが誕生してから最初に説教を行うまでのようすが、精密な彫刻であらわされています。

第2位 サン・ピエトロ大聖堂/バチカン市国

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バチカン市国の「サン・ピエトロ大聖堂」はカトリックの総本山とされる教会で、イエス・キリストの十二使徒のひとりである、聖ペテロの墓所に建てられています。バロック様式の教会建築としては世界最大であり、11の礼拝堂と45の祭壇があります。ルネサンスの巨匠ミケランジェロが、クーポラ(ドーム)を設計しました。

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クーポラは五角形の柱4本で支えられており、高さ132.5m。中心部に、天使に囲まれた神の姿が描かれています。また、サン・ピエトロ大聖堂にはミケランジェロの彫刻ピエタ」もあり、多くの人が足を止めて見入っています。ちなみに、バチカン市国全体が世界遺産に登録されていますよ。

第1位 アンコール遺跡群/カンボジア

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アンコール遺跡群」はカンボジアの首都プノンペンの北西にある、9世紀から15世紀にかけての建築物の遺跡です。当時ここは、アンコール朝の都でした。世界遺産に登録されていますが、約700ある遺跡は荒廃しており、国際的な支援で保存を進めています。

遺跡群を代表する建造物は、アンコール・ワット。12世期に建てられたヒンドゥー教の寺院で、カンボジアの国旗にも描かれていますね。

東西約1,500m、南北約1,300mの境内には石造りの建物が並び、壮大なたたずまい。回廊にあるレリーフも精緻を極めており、刻まれたヒンドゥー教の神々は、いまにも動き出しそうです。

TOP10のうち、8スポットが世界遺産。世界遺産という大ワクが人気を呼んでいるのは確かですが、細かく見るとサント・シャペルや兵馬俑坑のような「ツウ好み」がランクを上げています。好みが多様化していることがわかりますね。みなさんも、自分の好みを突き詰めてこれぞというスポットを見つけてみてはいかがでしょうか。

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