2021年に京都で開会式!「ワールドマスターズゲームズ」ってどんな大会?

ラグビーワールドカップ日本大会でラグビー旋風が巻き起こった2019年。そして今年2020年は東京オリンピック・パラリンピックと、スポーツのビッグイベントが続きます。

ではその翌年、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」が開催されるのはご存じでしょうか?京都府各地でも開催される国際的スポーツの祭典。その基本の「き」、そして魅力、見どころを京都府担当者・比護信子さん、松本拓実さんに聞きました。

京都府担当者は元「世界陸上」マラソン日本代表のトップアスリート!

「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の記事を作成するにあたり、京都府のご担当者さんに取材させていただけることになったわけですが、なんと!京都府のご担当者さんが元「世界陸上」マラソン日本代表選手の比護信子さん(旧姓:藤村さん)と聞いてビックリ!!

1997年世界陸上アテネ大会女子マラソン日本代表、1996年東京国際女子マラソン優勝など華々しい経歴をもつ比護さん。

現在も合間を縫って、京都府下の小学校などをまわり「陸上体験教室」など、指導もされているそう。トップアスリート→体育教員→京都府教育委員会職員を経て、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の京都府の担当者に。

トップアスリートの経験を活かし、選手ファーストの大会となるようにと、比護さんに白羽の矢が立ったのでしょうか。

京都府文化スポーツ部スポーツ振興課主査を務める比護さんに聞きました!

ということで、今回、京都府文化スポーツ部スポーツ振興課主査を務める比護さんと、主事の松本拓実さん(比護さんワンショットの理由は編集後記にて)に「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の魅力、そして京都府各地で開催される競技の見どころについてうかがいました。

「ワールドマスターズゲームズ」って、そもそもどういう大会?

テレビCMも始まっているので「あ!聞いたことある!」「知ってる!」というかたもいらっしゃるとは思いますが、「ワールドマスターズゲームズ」とは、年齢条件さえクリアすれば誰でも参加できる世界的スポーツの祭典です。

「スポーツ・フォー・ライフ(人生を豊かにするスポーツ)」。いわゆる生涯スポーツの理念のもと開催されています。


元トップアスリートの比護さんいわく「勝ち負けだけでなく、真のスポーツの素晴らしさが詰まった大会」。この言葉にのっけからジーンときました。

おおむね30歳以上であれば誰でも参加OK!

競技種目によって異なる部分はありますが、ほとんどの競技は30歳以上で、競技可能な健康状態であれば誰でも参加することができます(1991年12月31日以前に出生)。

スポーツ経験や実績、障がいの有無なども関係なし!大会参加のための予選もないので、誰でも気軽に出場することができます。まさに「誰もが主役になれる!誰もが金メダルを狙える大会なんです!」と比護さん。

アジア初開催&記念すべき第10回大会

1985年に第1回大会がカナダのトロントで開催され、オリンピック同様4年ごとに開催されているこの大会。デンマーク、オーストラリア、アメリカなど各地で開催され、これまでにのべ17万人のスポーツ愛好家が参加しています。そして、2021年、節目となる10回目、アジアで初となる大会が日本で開催されるというわけです。

開催期間は…2021年5月14日(金)〜5月30日(日)の17日間!!

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