プロに聞いた、新型コロナの巣ごもりで汚れた家を上手に掃除する方法

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空間別の掃除の方法【キッチン編】

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いままでは部屋や玄関口の掃除方法についてご紹介してきましたが、水回り、例えばキッチンはどのようなポイントを踏まえて掃除をすればいいのでしょうか。

キッチンの掃除については、油汚れ=酸性の汚れだと知った上で、アルカリ性の洗剤を使用すると汚れが落ちやすいそう。

ドラッグストアや100円ショップでも手に入るアルカリ電解水、ラップ、ドライヤー、タオルを準備したら、以下の3つのステップを意識してみてください。

  1. 汚れを落としたい場所にアルカリ電解水をかける
  2. 洗剤は温度を上げると効きやすくなるので、ラップフィルムをしてドライヤーの温風をあてる
  3. ラップをはがしタオルで水ぶきをして、最後に乾ぶきで仕上げる

この手順を意識すると効率的です。

どうしても油汚れがひどい部分は、キッチンペーパーをあててからアルカリ電解水をスプレーして、その部分をラップフィルムで覆ってから10分放置します。その上でキッチンペーパーをはがし、上記の3の手順を行うとキレイになるそう。

キッチンのタイルの目地、蛇口の水あか、コンロの汚れについては、毛先を半分くらいカットした硬い歯ブラシを使うと便利ですよ。

汚れが付きやすく取りにくいキッチンなど水回りの掃除は、「面倒くさい」という気持ちが強いと思います。

しかしキッチンのように面積としては広くないけれど、頻繁に利用する、手に触れる、目に留まる場所の掃除は、短時間の作業で最も成果が見えやすい部分でもあるのです。頻繁に手に触れる部分がキレイだと、気分も高まりますよ。

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