近場デートで愛を育む…コロナ禍で変化した大切な人との過ごし方

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カップルで迎える夏といえば、お祭りに花火、海やプールと仲を深めるチャンスが盛りだくさん。しかし2020年は、新型コロナウイルスの猛威により外出自粛やスポットの閉鎖、イベントの中止が相次ぎ、大切なひとに会うことすらままならない状況が続いています。

そこでこの度、「 Withコロナ」として過ごすこの夏について、エン婚活エージェント株式会社がカップルや夫婦を中心に、今年の「夏休みの過ごし方」について調査を実施しました。

いろいろな規制があるなかで、どのような過ごし方をしていたのか?リアルな結果をチェックしてみましょう。

新型コロナウイルスの影響が濃く…お出かけの中止や、感染しない過ごし方を模索

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夏休みの過ごし方を考える際に新型コロナウイルスを気にしていますか?」という質問では、「非常に気にする」が51.7%、「ある程度気にする」が43.3%と、9割以上が気にしているとの結果になりました。

東京をはじめとした都市圏を中心に、もはや感染ルートがなかなか特定できない状態の現在。潜伏期間があったり、無症状の陽性患者がいたりと、いつどこで感染するかわからないため、外出の際は常に気にして行動したいもの。

万が一、自分の大切な人が重症になってしまったらと考えると、この結果は無理もなさそうです。

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「夏休みは帰省や旅行をしますか?」という質問では、「しない」と答えた人が35.0%で最多に。「まだ夏休みの予定を決めかねている」という人も32.5%という結果となっています。

新型コロナウイルスが収束していない現在、予定は立てづらいもの。特に、日々の感染者数が増加の一途を辿っていた東京からの旅行者や、東京への旅行も躊躇されている現状などもあり、「GoToキャンペーン」が打ち出されても腰を上げにくいようです。

また、子どもがいる家族いない家族で過ごし方の傾向が変化しています。いる家族は「帰省や旅行をする」が「しない」を上回り、いない家族は下回りました。


学校が休みとなって体力が有り余っている子どもたちを遊びに連れ出したり、休みの時期にしか会うことのできない親戚を訪ねたりと、緊急事態宣言が発令されていないのであれば、必要に駆られての外出も多くなっていくといえます。

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「夏休みの具体的な過ごし方は?」という質問では、「自宅で過ごす」が28.3%、「近場に出かける(買い物や外食)」が28.3%という結果に。合わせると半数以上のかたが、感染予防のためにできるだけ自宅で過ごしたり、ちょっとしたお出かけに留めているようです。

また、旅行では「国内旅行」へ出かけるかたは10%と、ほかの回答と比べると多めとなっています。温泉旅行などで貸切を利用するなど、感染予防に努めて計画を行うなど、各個人での対策もできますね。

なお、国により新型コロナウィルスの蔓延状況が全く違うことや、入国・出国の審査ハードルが非常に上がっていることなど、海外旅行へ出かけるかたは見受けられない状態に。国際恋愛中のかたは、リモートデートにシフトするしかないのが現状です。

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移動手段の調査も見てみると、「自家用車」が41.7%、「レンタカー」が13.3%、「電車や飛行機などの公共交通機関」が24.2%、「徒歩や自転車」が20.8%という結果に。

普段から接触している夫婦や家族のみで出かけられる、安心度が高い移動手段の車を選ぶ方が半数を超えています。せっかくの休み、事前に回避できる策は大いに取っての行動を心がけているかたが多いといえます。

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夏休みの予算」について質問すると、「例年よりもダウンの予定」というかたが63.3%で最多に。「例年と変わらない」というかたが28.3%で続いているものの、新型コロナウィルスの影響で、職業によっては休職や職を失ってしまったかたもいることが影響しているのかもしれません。

観光業を中心に、タクシー業やイベント業、そして大打撃を受けている飲食業など「夏休みを取っている場合ではない」という状況のかたも多くなってしまっています。

収入が激減し生活に影響を及ぼしてしまうと、デートよりも生活の立て直しへパワーを使うのが先になりそうです。

大好きな人と考えていた計画を変更せざるを得なかったり、中止となってしまったかたも多い2020年。

さまざまな問題が落ち着いてくることを願い、大切な人の感染予防を兼ねて、遠出をせずとも仲を深められるマイクロツーリズムなどを取り入れ、夏の思い出作りを計画してみてはいかがでしょうか。

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