餃子だけじゃない。住みやすい街に選ばれる、栃木県「宇都宮」が人気な理由

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新型コロナウイルスの影響でリモートワークに切り替える会社が増え、都心部から地方へ移住するかたが続出するなど、地方都市の魅力が見つめ直されています。

そんないま注目されているのが、関東地方のなかでも大きな発展を見せ、都市部と大自然のバランスもほど良い栃木県・宇都宮市

東洋経済新報社による「住みよさランキング」2020年版では3位にランクインするなど、人気が一層急上昇中。早速、知られざる宇都宮市の魅力をお伝えします。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

知られざる宇都宮の観光スポット

地下神殿のような「大谷石採石場」

「大谷石採石場」image by:photoAC

まずは、知られざる宇都宮の大人気観光スポットをご紹介。

一度は訪れたい魅力的な場所といえば、「石の里」とも呼ばれ、まるで地下神殿のような荘厳な空間を堪能できる「大谷石採石場」です。

噴出したのは約1,500~2,000万年前にもなる火山灰性の凝灰岩である「大谷石」は、軽量で加工しやすく、古来より建材として用いられてきました。この採掘場では、最盛期には年間89万トンもの産出量を誇っていたほど。

現在に至るまでのヒストリーを含め、日本遺産に認定されている一帯の大谷石エリア。

奇石群や商工会議所の遺構、大谷磨崖仏など、38カ所にのぼる構成文化財が点在し、大谷石と宇都宮の深い繋がりを感じることができます。

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そのひとつである「カネイリヤマ採石場跡地(大谷資料館)」は、採掘場の跡地を利用した圧倒的な大空間を資料館にしているもの。


当時の採掘方法などを学びながら、ライトアップされた石の空間を堪能することができます。

約30mの深さになる石の壁が脈々と続き、場所によっては約60mという深さのものも。

ダイナミックな絶景と幻想的な雰囲気が入り混じるこの場所は、多くの映画やドラマをはじめとする映像作品のロケ地や、コンサート会場としても使用されています。

  • 大谷石採石場
  • 栃木県宇都宮市大谷町909
  • 028-652-1232(かねいり有限会社大谷資料館)
  • 大人 800円/子ども(小・中学生) 400円
    ※未就学のお子様は無料※身障者手帳をお持ちのかたは、ご提示で団体料金と同額になります。
    〈団体〉※20名様以上 大人 700円/子ども(小・中学生)350円
  • 【4月~11月】無休/【12月~3月】火曜(火曜日が祭日の場合翌日休館)/【年末年始】12月26日~1月1日※臨時休館有
  • 【4~11月】9:00~17:00(最終入館 16:30)/【12月~3月】9:30~16:30(最終入館 16:00)
  • 大谷資料館公式ホームページ

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