日本国内にはあちこちに良い「気」を得られるとされる、パワースポットが存在していますよね。
数多くあるパワースポットのなかで、「最強」と謳われるのが長野県伊那市にある「分杭峠(ぶんぐいとうげ)」です!
今回は、世界有数のパワースポットといわれる同所の魅力についてご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
「分杭峠」は世界有数のパワースポット!?
長野県伊那市にある分杭峠。以前は何の変哲もない、日本中どこにでもある美しい田舎道でした。
豊かな自然に囲まれて確かに景観は美しいですが観光客が集まるほどの知名度もなく、静かな峠。そんな分杭峠が注目されるきっかけとなったのは、およそ27年ほど前のこと。
気功の本場・中国出身の張志祥氏が分杭峠を多くの「気」が発生する「ゼロ磁場」だと認定したことでした。
「気」や「気功」なんて本当にあるの?と懐疑的なかたもいらっしゃるでしょう。
しかし中国では同じく張志祥氏が発見したゼロ磁場である「蓮花山」をエネルギーが発生する特別な場所だとして政府が認定しているのだそう。
その蓮花山と同等のエネルギーを発生させる場所が、この分杭峠だと張志祥氏が明言されたことにより、日本で最もパワーをもらえるスポットとして注目されるようになりました。
「ゼロ磁場」とはいったい何?
分杭峠を紹介する上で欠かせないのが「ゼロ磁場」という言葉です。
パワースポットやスピリチュアルな世界に興味のあるかたなら耳にしたことのある言葉でしょう。では「ゼロ磁場」とはいったい何なのでしょうか?簡単にご説明します。
「ゼロ磁場」とは大地の力が押し合い、特殊なエネルギーを発生させている場所のこと。分杭峠は日本で最も大きな「中央構造線」という断層の真上に位置しており、断層同士が大きな力で押し合っている場所ということですね。
中央構造線の上にはほかにも「伊勢神宮」「鹿島神宮」「高野山」「石鎚山」「阿蘇山」などのパワースポットが集まっています。
何とも不思議な話だと思いませんか。昔の日本人は自然の発生させる「ゼロ磁場」のエネルギーを感じ取り、その場を聖地として崇めてきたのかもしれませんね。
ただし、自家用車では近づけない
自然の中で思い切り深呼吸できる、しかもパワーを感じられるゼロ磁場の分杭峠への旅はとてもおすすめ。しかし決してアクセスの良い場所であるとはいえません。
まず、自家用車で分杭峠へ入って行くことはできません。152号線を通過して行くことは可能ですが、駐車スペースがないので注意しましょう。道幅の狭い場所になるため一時的な駐車も禁止です。
分杭峠へは麓の粟沢駐車場に車を停め、そこからはシャトルバスを利用するようにしましょう。ウォーキングやトレッキングを楽しみたいかたは、粟沢駐車場からは約5.5kmの道のりとなります。
シャトルバスは冬の間は運行していないため徒歩が基本。なかなか長い道のりになりますが、美しい風景を見ながらのトレッキング旅も素敵です。
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