動物園や遊園地など多くの楽しむ施設があるなかで、とりわけ人気の高い場所のひとつが「水族館」。
普段は目にすることのできない水の中の生きものたちに出会える場所として、家族連れからカップルまで、老若男女問わず多くの人が訪れています。
「京都水族館」が、夜だからこその姿を堪能できるイベント「夜のすいぞくかん」を開催中。
昼間に出かける場所というイメージの強い水族館ですが、暗い中に映える幻想的な演出が施されているというイベントの気になる内容について、早速ご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
夜だけの姿を公開。貴重な光景に出会える特別イベント
日本で初となる完全人工海水を利用した水族館として、2012年にオープンした「京都水族館」。総床面積は1万974.29平方メートルにのぼる、日本最大級の規模を誇る内陸型水族館です。
周囲を山が取り囲む京都盆地を舞台に、約250種、およそ1万5,000匹に渡る動物たちが暮らす館内は、「京の海」と名付けられた圧巻の大水槽を皮切りに、常時解放されている「イルカスタジアム」など、どれも見応え抜群の展示ばかり。
さらに、国の天然記念物に指定されているオオサンショウウオが展示されているのも非常に貴重。「生きた化石」「世界最大級の両生類」と呼ばれ、京都の鴨川にも生息しているオオサンショウウオを間近で見ることができます。
珍しい生き物たちが連続する京都水族館ですが、特色はやはり「京都の自然」がわかるという点。2階の「山紫水明」エリアでは、「水の都」とも名高い京都の川や池、そして琵琶湖由来の生きものまでを知ることもできます。
そんな京都水族館を舞台に行われる「夜のすいぞくかん」は、2017年の初開催以来大好評となり、毎年の恒例となったイベント。
夏休み、シルバーウィーク、クリスマスといった大型連休に行われていますが、昨年の人気を受け、2021年は開催日を大幅に拡大して実施するとのこと。
午後5時を過ぎると、明るかった館内が次第に「夜のすいぞくかん」仕様の幻想的なライトアップに変身。エリアそれぞれに、夜だけの灯りを落とした光景が広がり、ただでさえ美しい水と生きものたちの姿がますます輝きを放ちます。
醍醐味は、生きものたちの夜の姿を見ることができるというところ。
スヤスヤと眠るペンギンたちが寄り添っている姿や、夜行性の天然記念物・オオサンショウウオが動き出す姿、気温に合わせて寝相が変化するというミナミアメリカオットセイの姿など、どれも見たことのない光景です。
「京の海」大水槽では、活発なマイワシの群れもちょっぴりスローダウン。さらに、昼間はひっそりと暗めの場所にいたサメたちの仲間も現れてくるそう。普段は見ることのできない、夜の海の世界は必見です。
さらに、大人気のイルカパフォーマンス「YEAH!!」も、夜限定の演出で開催。カラフルなライティングで照らされた、昼間とは全く違う華やかさのイルカショーは、時間を忘れて見入ってしまうこと間違いなし。
館内のカフェ「ハーベストカフェ」「かいじゅうカフェ」「スタジアムカフェ」では、「夜のすいぞくかん」特製ドリンクが登場。キラキラのクラゲキューブが泳ぐ限定ドリンク「光るクラゲソーダ」が、暗闇でファンタジックに光ります。
種類は、ミックスベリー入りの青色「ブルーハワイ味」と、赤色「カシス味」の2種。
おいしいだけでなくSNS映えも抜群で、昨年も大人気となっていたとのこと。クラゲキューブをそのまま持ち帰ることができるのも嬉しいポイントです。
より深く「夜のすいぞくかん」を知りたいかたは、京都水族館の公式YoutubeチャンネルとSNSで公開されているオリジナルムービーをチェック。4人のグループがどんな風に過ごしているのか、実際に足を運んだときのイメージが膨らみますよ。
昼間でも楽しい水族館が、夜だけの姿を特別に見せてくれる「夜のすいぞくかん」イベント。お近くにお住まいのかたは、古都・京都の水中で過ごす生きものたちの姿に癒されてみてはいかがでしょうか。
- 京都水族館
- 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
- 2021年4月10日(土)〜(開催日については、公式サイトにてご確認ください)
- 平日10:00~18:00、土日祝9:30~20:00(夜のすいぞくかんは17:00~20:00)
- 公式サイト
- 最終入場は閉館の1時間前です。
- source:PR TIMES
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