大自然を「星のブランコ」で空中散歩。絶景が広がる大阪「ほしだ園地」

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「大阪観光に出かける」と聞くと、ユニバーサルスタジオジャパンやご当地グルメの食い倒れなど、明るく楽しい様子を思い浮かべますが、実は大阪といえば自然あふれるスポットや公園もしっかりとあることをご存じですか?

「箕面大滝」や「シーサイドパーク」、「犬鳴山」など大阪にこんな場所があるの!?と、いいたくなるような緑に満たされた絶景スポットは府民にも大人気。

なかでもハイキングと空を歩いているような絶景が味わえるとファミリーもカップルも多く訪れるのが「ほしだ園地」です。今回は華やかな大阪観光とは一味違う「ほしだ園地」の魅力についてご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

「ほしだ園地」とは?

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「ほしだ園地」は大阪府民の森と呼ばれる自然公園のひとつ。1968(昭和43年)ごろから整備が始められた自然施設の総称で、整備とはいうものの自然との共生がテーマにかかげられているため、できる限り自然の地形を活かしながらも気軽に絶景やハイキングが楽しめる場所です。

なかでも「ほしだ園地」は2番目に大きな自然公園。大阪府の北東部の交野市に位置し、約105ヘクタールの山地にいくつものハイキングコースや広い芝生の広場、国内最大級の吊り橋、市街地まで見渡せる展望スポットなどが設けられています。

メインは「星のブランコ」

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メインスポットは「星のブランコ」と名付けられた大きな吊り橋です。緑の海を悠々と横切る大きな吊り橋は、全長約280m、最大地上高は約50m。山地に作られているため、そこから見られる眺望が人気の秘密です。

「星のブランコ」への道のりは、しばらくのハイキングが必要。園内のクライミングウォールを通り過ぎ、少し進むと「ぼうけんの路」と「ほしだ園地管理道」の二股道に突き当たります。

どちらを選んでも星のブランコにたどり着くのですが、「ぼうけんの路」は距離が短い代わりに少し急な階段を登る必要が。「ほしだ園地管理道」はなだらかですが、時間がかかります。

「星のブランコ」に近づいてくると、頭上から人の声が!見上げた先に見えるのは、はるか上空に作られた一本の道。あんなところに吊り橋が!?と想像以上の迫力に驚くことでしょう。こちらが作られたのは1997(平成9)年のこと。国内最大級の木床版吊り橋から見られる緑の海は絶景中の絶景で人気を集めています。


自然を楽しみながらハイキングも

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メインである「星のブランコ」までは、駐車場から約30分ほど整備された山道を歩いて行きます。短い時間ではありますが、ハイキング気分で自然を満喫しましょう。山道は基本的には一本道ですし、あちこちに園内マップが建てられているので迷う心配はありません。

途中の道には休憩のできる小屋、木陰に作られたベンチ、お手洗いなどが設けられているので体力に自信のない方でも安心。

春にはツツジや桜、秋には様々なキノコが顔を出す様子が見られます。自然を楽しみながら歩くとあっという間に到着してしまいますよ。


木床版吊り橋は迫力満点!

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自然で満たされた「ほしだ園地」の緑の中を歩いて、視界が開けた先にあるのが「星のブランコ」。全長約280mという大きな吊り橋は、歩いていく人がどんどん小さくなっていきます。先は見えるものの到着した先も緑に覆われているので、まるで対岸のない異世界へと続く吊り橋のようにも思えてきます。

「木床版吊り橋」とはその名の通り、木で床ができている吊り橋のこと。使われているのは米松で、フローリングや家具の材料として用いられる木材です。

吊り橋というとゆらゆら揺れるスリルのあるものを想像するかもしれませんが、「星のブランコ」は手すりもワイヤーも金属製のしっかりしたもの。高所恐怖症の方でなければ眼下に広がる緑の景色を存分に楽しむことができるでしょう。

風が吹いても揺れることはほとんどありませんが、高さはしっかりありますし木床のには少しの隙間もあるので迫力の点でも十分。ただし、ヒールやサンダルでは歩きにくいので、必ずスニーカーで出かけましょう。吊り橋は風が強いので帽子なども飛ばされないように注意が必要です。

最初は少し怖い吊り橋ですが、真ん中辺りまでたどり着くと美しい景色に感動すること間違いなし!どこまでも続く緑の風景、吊り橋特有の気持ちよく吹き抜ける風に癒やされましょう。

秋になると周囲の山は紅葉で紅く染まります。目に眩しい新緑の季節、しっとりとした紅葉の季節どちらもおすすめです。

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