一蘭は何位に?最高に美味しい全国の「ラーメンチェーン店」ランキング

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第5位 一風堂

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5位にランクインしたのは、福岡のご当地ラーメン「博多ラーメン」を見事にブランディングし、世界進出も果たした一大グローバルブランドの「一風堂」です。

1985年に誕生して以来、考え抜かれた店内の雰囲気も相まって、破竹の勢いで人気を獲得。博多ラーメンらしい細麺に、何度も味わいたくなるコク深い豚骨スープをしっかりと守り、老若男女問わず支持を集めました。

メニューは「白丸元味」を基本に、香味油と辛味噌で刺激をプラスした「赤丸新味」、さらに辛さを楽しめる「極 からか麺」の3種類とシンプルな構成ながら、細かく好みをオーダーできるのも嬉しいポイントです。

第4位 スガキヤ

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1946年に名古屋にて「甘党の店」としてスタートした「スガキヤ」が3位にランクイン。現在の主役メニューとなっているラーメンは1948年に提供が始まったもので、以降はラーメンチェーンとして大成長を遂げました。

いまやその知名度は全国区となり、日本で初めてインスタント用の粉末スープを開発し、お馴染みの存在に。フォークとレンゲを合体させた「ラーメンフォーク」も生み出し、そのデザイン性の高さはニューヨーク近代美術館でも販売されるほど。

メニューを見ると、ソフトクリームやかき氷といった創業時の名残りを懐かしく思い出せる甘味も充実。カレーや五目ごはんなど、ラーメン店では中々出会えないラインアップもあり、家族連れからも人気を集めています。

第3位 リンガーハット

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3位にランクインしたのは、長崎県のご当地料理として圧倒的な知名度を持つ「長崎ちゃんぽん」の専門店「リンガーハット」でした。1974年に長崎で誕生し、現在は約600店舗もの店舗数を誇る巨大ラーメンチェーンです。

ユニークな名称は、幕末~明治維新にかけて長崎で事業を行ったイギリス人実業家、フレデリック・リンガーの姓に「小さな家」の意味を持つ「ハット(HUT)」を組み合わせたもの。貿易の歴史を持つ長崎から、このちゃんぽんも生まれてきたことが伺えます。

リンガーハットが成功したのは、多くの人が集うショッピングモールのフードコートを狙って出店を行ったこと。さらに、子どもから大人まで食べられる「安心と安全」をキーワードに、すべて国内産の食材や合成着色料と保存料の不使用など、こだわり抜いた栄養食です。

第2位 天下一品

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2位にランクインしたのは「こってり」と「あっさり」の2種から選べるおいしさで日本を席巻した「天下一品」でした。北から南まで国内の全域に出店し、さらにハワイ店もオープンするなど、約230店ものチェーン展開を行っています。

その魅力は、ドロッとするほど濃厚なスープを持つ「こってり」に集約されているといっても過言ではなく、ほとんどの人がこちらをオーダー。手軽に自宅でも再現できるよう、ラーメンキットも販売されています。

1971年に誕生し、屋台としてその歴史を刻み始めた天下一品。熱いファンたちから「天一」というニックネームで呼ばれ、愛されています。

第1位 一蘭

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堂々の1位を獲得したのは、仕切りが設置され顔が見えないカウンターで大ブレイクした「一蘭」です。ラーメン店としては日本初の会員制を導入し、有名芸能人たちも足しげく通ったりと知名度を拡大。幅広いファン層を獲得しました。

その歴史が始まったのは、1960年の福岡。博多ラーメンで有名な同地だけに、スープの濃さやにんにくの量、チャーシューの有無やネギの品種に至るまでオーダーすることが可能となっているなど、とんこつラーメンへのこだわりも相当なもの。

お代わりをしたくなったら、声を上げずに密かに注文できる「替え玉注文システム」など、画期的なシステムも人気に。現在は海外進出も達成し、世界最先端の流行がそろうニューヨークや香港、台湾などに複数の店舗展開を行うなど、さらに規模が拡大しています。

チェーン店だからといって侮れない、こだわりの一杯に出会うことができる珠玉のラーメンチェーン店。それぞれに味わいや個性の違うお店の数々が並んだランキングを参考に、まだ食べたことのない味に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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