1位以外を知らない!?日本全国「山の高さ・川の長さ・湖の広さ」ランキング

image by: Shutterstock.com

「湖の広さ」ランキング

第3位 サロマ湖

image by:Shutterstock.com

およそ150平方kmという広大な面積を持つ北海道の「サロマ湖」が3位にランクインしました。汽水湖という分類では日本最大の広さで、細めの砂州がオホーツク海との間を隔てています。

名称は、アイヌ語で「ヨシが生える川」を意味する「サル・オマ・ペッ」に由来しているもの。「網走国定公園」内に位置し、貴重な植物の宝庫に。東側には北海道遺産の「ワッカ原生花園」が広がっています。

湖として形を成したのはおよそ1,000年前で、縄文時代には「サロマ湾」として海と繋がっていました。海産物の聖地として太古の昔から多くの集落が形成され、現在もホタテや牡蠣、海苔などの養殖が盛んに行われています。

第2位 霞ヶ浦

image by:PR TIMES

2位にランクインしたのは、約220平方kmの面積を持つ「霞ヶ浦」です。古代より「流海」「浪逆の海」「内の海」などと呼ばれ、入り江であったことから「~湖」ではなく「~浦」という名称が用いられています。

北浦や常陸利根川を含め、茨城県・栃木県・千葉県にまたがる流域面積は2,157平方kmにのぼり、約95万人の人々が生活。日本有数の穀倉地帯でもあり、送水によって水稲栽培も盛ん。日本一のレンコン出荷量を記録しています。

湖の広さ2位の霞ケ浦は水生生物や渡り鳥などの宝庫で、遊覧船も出ています。

さらに漁業では全国湖沼漁獲量の約6%を占めるなど、その豊かさを感じられる規模を達成。「水郷筑波国定公園」にも指定されたりと、自然環境の素晴らしさが大きな魅力となっています。

第1位 琵琶湖

image by:Shutterstock.com

堂々の1位を獲得したのは、圧倒的な広さと共に驚異的な知名度を誇る「琵琶湖」でした。7割以上の人が琵琶湖を認知し「行ったことがある」という人も42.2%にのぼり、観光地としても人気が高いことが伺えます。

位置する滋賀県の面積のうち、6分の1を琵琶湖が席巻。その歴史は400万年と、世界で20カ所ほどしかない「古代湖」のひとつに数えられています。最深は約104m、水量は275億トンを記録しています。

その歴史の長さから「ビワコオオナマズ」や「ビワマス」など琵琶湖にのみ生息している固有種も多く、約1,700種を超える水生動植物のうち60種以上が該当。貴重な動植物の宝庫として、ラムサール条約にも登録されています。

image by:PR TIMES

近隣に暮らす多くの人々にとって、なくてはならない存在がそろった各種のトップ3たち。ランキングを参考に、古代から受け継がれてきた大自然の知識を改めて身に着けてみてはいかがでしょうか。

  • source:PR TIMES
  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
いま読まれてます

Page: 1 2 3

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。