沖縄ドライブ旅。本島南部の名所と絶景の道「国道331号」をゆく

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ちょっと一休み「浜辺の茶屋」

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沖縄の中でも「絶景カフェ」と呼ばれるカフェはいくつかありますが、この「浜辺の茶屋」はそれらのパイオニア的存在として、いつも観光客でにぎわっています。

ありのままの沖縄の姿をそのままカフェとして成立させたような店内。ナチュラルで素朴で、居心地の良い雰囲気が漂ってきます。

おすすめは見渡す限りの青い海を見ることが出来るカウンター席。満潮時には窓の真下まで波が押し寄せるほど海が近いため、カメラ片手に沖縄時間を満喫する贅沢を味わえますよ。

絶景広がる「ニライカナイ橋」

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カフェでのまったりとしたひとときを楽しんだあとは、車で約30分強の沖縄南部の絶景スポットへ足を運んでみましょう。国道331号線を少し外れて山側へ走ると、「ニライカナイ橋」をのぞめる展望台に差しかかります。それが「ニライカナイ橋展望台」です。

ニライカナイとは、「海の先にある理想郷」という意味で、高低差約80m、全長約660mの海に向かってカーブを描く橋の姿は、見事なもの。遠くは「久高島」や「知念岬」など、コバルトブルーの海を臨むことができる本島南部で一押しの絶景スポットです。

  • ニライカナイ橋展望台
  • 沖縄県南城市知念知念

ゴールは「斎場御嶽」へ

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斎場御嶽」は琉球の創設当時から崇められる、御嶽(聖地)であり、世界遺産です。かつては、王国の最高位だった開得大君が琉球の人々の平和と安泰を願う巡礼の場所としてお参りをしていた神聖な場所。

そして現代では発願の巡礼地として、多くの人が訪れます。同所は足場が悪くなっている個所や、石畳で滑りやすくなっている場所、急な傾斜や階段もありますので、歩きやすい格好での見学をおすすめします。

通称・神の島と呼ばれる「久高島」をのぞむ拝所や、自然が作り出した三角の空間が神秘的な岩、そして三角岩を進んだ奥には「三庫理(さんぐーい)」と呼ばれる神域は必見です。

沖縄南部の見どころは、今回ご紹介した「国道331号」沿いに集中していますので、スケジュールが組みやすく、効率的に見て回ることができます。那覇空港へのアクセスも良いため、何日間か沖縄観光を楽しんだ後の最終日に、ドライブ旅を組むのもいいかもしれませんね。

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