ノスタルジックな閉校跡地で栗スイーツを味わう!足立音衛門の里山ファクトリー


里山ショップ&里山カフェで工房直送スイーツを堪能

里山ファクトリーの絶品スイーツをご紹介

旧2年生の教室だった場所が里山ショップとして生まれ変わり、栗のテリーヌなどの人気定番商品から季節限定商品などが販売されています。自宅用、進物用はもちろん、配送の依頼も可能です。

ショップスペース、カフェスペースいずれも校舎内、ウッドデッキ両方から出入りすることができます。もちろん、購入品をデッキスペースで食べてもOK!校舎内はNGですが、きちんとマナーを守ればペット連れでもOKというのも嬉しいポイント。

ショップの隣りには、旧図書室を使用した里山カフェがあります。タルトやパウンドケーキのほか、ジェラートなどさまざまなスイーツがいただけます。

カフェスペースには、里山ファクトリー周辺ののどかな風景を描いた絵が飾られ、ショップの方には本店の絵が飾られています。いずれも京都の画家・上林和統(かみばやしかずのり)さんに描いていただいた作品で、社長のコレクション。

飲み物はセルフサービスでコーヒー、紅茶などから選べます(129円・税込)。館内の自動販売機で、そのほかの飲み物も購入可能。

実際に私もアイスコーヒーを自分で淹れてみました。足立音衛門のロゴが可愛くデザインされた紙コップをマシンにセットし、ボタンを押すだけの簡単操作!一杯一杯マシンが豆を挽いてくれるので、フレッシュで風味豊かなコーヒーをいただけます。

使っている豆も社長厳選のこだわりの豆を使用。ほぼ原価で提供されているそうでコスパも抜群です。

里山ファクトリー&本店のショップとカフェで販売されている商品は基本的に同じだそうですが、一部ここにしかないメニューがあるとのことなので、そちらも含めてオススメ商品をご紹介します!

※以下記載価格はすべて税込価格です。

甘味プレート/980円

トルコ産マローネ栗(左)と丹波栗の甘露煮(中央)、そしてフランス産イタリア栗を使ったマロングラッセ(右)と3種の栗を食べ比べ出来る甘味プレートは、里山カフェ限定メニューです。

一日限定10食の早い者勝ち!トルコの栗はそもそも渋皮がなく、日本の栗は渋皮がついているので、食感も味も全く違います。実際、私もその違いを明確に感じました。

もちろん、どちらも美味。丹波栗に関しては、大きくて有名な丹波栗の中でも特別大きいものを選別しているそうで、食べ応え満点です!

さらに、丹波産の大納言小豆をふんだんに使った餡子た〜っぷりの鯛焼きは、甘味プレートでしかいただけない商品なんです。

焼きたてどら焼き/410円

里山ファクトリー限定かつ土日限定の商品がこちらのどら焼きです!!

基本的に百貨店やショップに出荷するものは袋へ入れ、封をして出荷しますが、この土日限定のどら焼きは、焼いて挟んで、そのまま店頭に並ぶので、出来たてふわふわの柔らかい触感と食感を楽しむことができます。こちらも餡子は丹波大納言小豆を使用。

日替わりカットケーキ/216円〜(1種1カット)

人気のパウンドケーキを、日替わりでカットケーキとして2種類提供。「少しお高め、ご進物&手土産用」というイメージが強く、「自分のために買う、自分が食べる」という方が少なかったという足立音衛門のスイーツを、気軽にお得にいただくことができます。

「一本丸々だと食べきれない」という方にもオススメ。カットケーキはテイクアウトも可。

「だいたい6切れで一本分くらいなんですけど、カットケーキはかなりお得です。ただ、カットしてあるので日持ちがしません。すぐにお召しいただけるのであれば、こちらがお得です」と大槻さんが裏ワザを教えてくださいました(笑)。

栗の増しマシ里山タルト/476円

その名の通り、栗いっぱいのタルト。先端の方にはチョコレートが入っていて、食感と味の変化を楽しめます。こちらの栗は、日本の栗の木を韓国に移植し、韓国で育った栗を使用しているそう。少々お高めに感じるかもしれませんが、純国産では実現しない価格設定と言えるでしょう。

里山バターかすていら/270円

里山カフェ限定商品。カフェでいただける里山バターかすていらは、鋳物の型で焼き上げているので、ショップで販売されているものとは少々異なり、カフェでしか味わえないものになっています。懐かしさ感じる風味はそのままに、よりふんわりとした食感を楽しめる一品です。

集栗夢(シュークリーム)/411円

サクサクのシュー生地に、2種のクリーム、そして大きな栗の甘露煮が丸ごと一粒入った贅沢なシュークリームです。

丹後の牧場からビンに入って届くジャージ牛乳、赤卵、讃岐和三盆糖で炊き上げたカスタードクリームと、熊本県産の栗の風味豊かなペーストを無添加安心の生クリームと合わせたマロンクリームと、厳選した素材を使用。

本店では、一日60〜100個売れるという足立音衛門・人気ナンバーワン商品。私も大好きで、福知山取材の際は必ず購入して帰ります(笑)。

火菓子ーカントゥッチー/320円

本店と里山ファクトリーで販売をスタートした新商品。音衛門のパウンドケーキが進化した、上質なラスクのような焼菓子です。フランボワーズ、フロランタン、抹茶⁡と、まずは3つの味わいが登場。

「以前は離れていた販売と製造スタッフの拠点を、里山ファクトリー創設により一箇所に集結することで、お客様との距離が近くなり、カスタマーの要望や声がダイレクトに伝わるので、新商品の開発や様々なアイデア創造にも役立っている」と大槻さん。

今後も新たな商品がここから生まれていくことでしょう。

音衛門さんの「地域貢献したい」という想いを形に

ひまわり&コスモス畑のSNS映えスポットも

「『地元に恩返しをしたい。地域貢献したい!』と常々言っていて社長らしい」と、里山ファクトリー創設の意図について語る大槻さん。里山ファクトリーでは様々な形で「地域貢献」を具現化しています。

里山ファクトリーの敷地内では訪れた人が楽しめるようにと、スタッフの皆さんで手入れしたお花畑もあります。正門、道路を挟んだ向かいには立派なひまわり畑、そしてコスモス畑も。シーズン中は素敵な撮影スポットになるので、スイーツ+αの楽しみを味わうことができます。

公園として利用可能なグラウンド&お弁当持参でのんびり

裏手にある大きなグラウンドは、地域の公園として利用することができます。ちなみに、グラウンドの奥には古墳もあるんだとか。

グラウンド脇ののどかな田園風景を見渡せる場所にはオープンテラスの東屋がつくられていて、ショップやカフェで販売されている⁡ソフトクリームやスイーツはもちろんのこと、お弁当を持ち寄って食べたり、のんびり過ごせる場所になっています。

自由にみんなが楽しむためのストリートピアノ

社長が大のピアノ好きということから、カフェスペース前の廊下にはストリートピアノを設置。里山ファクトリーではカフェスペース含め、BGMが流れておらず、ピアノの音色や虫の鳴き声、鳥のさえずりが耳を癒してくれます。

実際、取材の際も、小さいお子様連れのお客様が何組か訪れていて、お子さんの弾くピアノの優しい音色が校内に響き渡っていました。

地域の人たちの交流の場に

以前は、地元の福知山の方とコミュニケーションを取れるスペースや機会があまりなかったそうですが、

「もともと、学校は地域の人が集まる場所ですし、僕が子どもの頃から、夏祭りやいろんなことをこの学校でしていたので、今後はいろんなイベントなども企画していければと思っています。

みんなが集う、交流の場にしたいですね。カフェスペースなどもできて、地元の方々にも音衛門の商品を気軽に召し上がっていただけるようになったのが嬉しいです。

ここを作ることで雇用の場を増やすということにも繋がりますし、地域の方に喜んでいただける場所になったらいいな、という想いがあります」と大槻さん。

栗の美味しくなる季節、里山ファクトリーの工房直送スイーツを美味しい空気のもとで楽しんでみませんか?

■■INFORMATION■■

足立音衛門「里山ファクトリー」
住所:京都府福知山市私市上リ立1
電話:フリーダイヤル0120-535-400
定休日:なし
営業時間:ショップ10:00〜17:30/カフェ〜17:00
公式ホームページ

  • source:KYOTO SIDE
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