「国が違えば文化も違う」とはよくいいますが、実際どれほどの違いがあるのでしょう。
お隣の国、中国では「現金を使わない」「カフェで注文しない」「赤信号でも車は右折できる」など、日本ではありえないと思うような日常生活があるそう。
実際に中国で暮らしたことのある日本人、そして日本に在住経験のある中国人に、「日常生活で驚いた文化の違い」について教えていただきました。
目次
- 1杏仁豆腐が全然ない…
- 2カフェで注文しなくても怒られない?
- 3便利な中国の炊飯器に感動
- 4銭湯でも前は一切隠さない
- 5スーパーの精肉売り場がすごい
- 6道路を渡るときはタイミングが命
- 7どこにでもゴミ箱がある
杏仁豆腐が全然ない…
まずは食事に関する話題から。日本でも馴染み深い中国料理ですが、「本場は別物だった!」と日本人から驚きの声が多く聞かれました。
「日本で食べる中国料理と全然違う!チャーハンは日本のようなパラパラのお米にしっかりした味というより、柔らかくてやさしい味の店が多いんです。あと実は杏仁豆腐は一般的なお店にはないので、薬膳料理店に行かないと食べられない!」
本場の中国料理は、地域によって味付けは実に多種多様。食材の味を生かした、シンプルな味付けが好まれることもあるようです。
日本の飲食店が、日本人の口に合うよう味付けを工夫していることがよくわかりますね。
カフェで注文しなくても怒られない?
ルールやマナーにとらわれず、いい意味で自由なイメージがある中国人。それは外での過ごしかたにも大きく影響しているようです。
「カフェで何も注文せず、水筒とお菓子を持ち込んで1時間以上おしゃべりしてても怒られないんです。Wi-Fiも使えるし最高!地元の友人いわく、客寄せのサクラになってるから、お店としてもありがたいのだそう」
もちろんすべてのお店で許されることではありません。注文することを前提でご利用くださいね。
便利な中国の炊飯器に感動
「中国の炊飯器には、蒸し器も備え付けられているのが一般的です。なのでご飯を炊きながら、同時に蒸し料理ができるのが便利で驚きました」
中国の炊飯器は、中国国内だけでなく東南アジアなどでも販売されており、とても人気を集めているのだとか。たしかに蒸し器がついているのはとても便利ですよね。
ちなみに日本を訪れる中国人旅行者には、日本の炊飯器が大人気。関西空港の国際線制限エリアにあるファミリーマートには、炊飯器が売られているそうですよ。
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