意外…?でも的確!名古屋の女子マラソンで「ういろう」を配るわけ

冬の寒さも落ち着いて、外で運動するのが快適になってきました。2月末〜3月頃は、小中学校などでもマラソン大会が多く開催されますし、3万6000人ものランナーが集結する一大イベント「東京マラソン」も2月28日に開催予定です。

ところで愛知県のとあるマラソンイベントでは、マラソン中のエネルギーチャージとして名古屋銘菓「ういろう」が配られるんだとか。

マラソン大会で「ういろう」を配るようになったわけ

3月13日に開催される「名古屋ウィメンズマラソン2016」は、オリンピックや世界陸上のマラソン代表選考会としての歴史もある「名古屋国際女子マラソン」をリニューアルした大会。

1万5000人もの女性ランナーが名古屋の名所を廻るコースは、アップダウンが少なく制限時間も7時間ということで、マラソン初心者でも十分完走できる大会です。

今年で5回目となる本大会で初回大会から続いているのが、名古屋の老舗和菓子店・青柳総本家による「ういろう」配布。フルマラソンにおける「最大の壁」といわれる35キロのポイント付近で、女性ランナーに向けてエネルギー補給のためのういろうを提供しているんです。

ういろうといえば名古屋土産でも欠かせない名物ですが、青柳総本家がマラソンでのういろうの需要に気づいたのは約10年前のこと。トライアスロンの大会に参加する方からういろうの注文が入ったのがきっかけで、スポーツシーンでの需要を知ったのだそうです。

スポーツに特化したういろうが完成

第1回大会からういろうを配布してきた青柳総本家ですが、今年満を持して発売するのが「青柳ういろうforアスリート」。ういろうの美味しさはそのままに、スポーツ時に必要な塩分を加え、食べやすさなども考慮した新商品です。

そもそも、ういろうがスポーツ時の栄養補給に適している理由には大きく2つの理由があります。


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