空き地が遊びと挑戦の場に変身!?子どもも大人も集まる街なかコンテナ

最終的にめざすのは街に来る人を増やす、住む人を増やすこと

コンテナに行けば、いつも何かおもしろいことがある。そんな良い「ざわざわ」感は地域に住む人々に伝わり、自分でおもしろいことを仕掛けたいと考える人が集まるエリアになりつつあります。

たとえば商店街で2015年からはじまったのが、シャッターが閉まったままの商店街の店鋪を期間限定で貸し出す「街なかオープンシャッタープロジェクト」。これに41件もの応募があり、そのうち21件が実際にお店をオープン。このイベントの後、空き店鋪を借りて本格出店した人も２名いるそう。

また、町屋をリノベーションしたシェアハウスも生まれており、まちなか居住を選ぶ人も出てきています。

「わいわい!!コンテナプロジェクト」のスタートからわずか６年。佐賀市の再生重点エリアは人の訪れも増加し、新規出店する人が出てくるなど徐々に変わりつつあります。

このプロジェクトは空き地を空き地として利活用することで、人が集まる仕掛けをつくれることを証明しました。佐賀市の中心部にある原っぱで生まれた、小さな取り組みから学ぶことは多そうです。