忘れられない夏。福島の子どもたちがイタリアの島にサマーステイ

サルデーニャ島ってどんな島?

サルデーニャ島がどこにあるかわからないという人のために説明すると、地中海コルシカ島(コルシカ島はフランス領)の南、ローマから南西約410kmに位置するイタリアではシチリアに次ぎ二番目に大きな島です。

よくイタリア半島はブーツの形と表現されますが、そのブーツの足跡のように見えるのがサルデーニャ島。

アフリカ大陸とヨーローパの間に位置するサルデーニャの歴史は古く先史時代にまでさかのぼり、フェニキア人、ローマ人、ノルマン人、トルコ人など実に様々な民族によって支配が繰り返されてきた場所です。そのためサルデーニャの文化は非常に独自性に富み、イタリア本土とは異なる個性にあふれます。

また、この島は、世界の歴史の中で最も古くから牧羊が始められた場所と言われ、島の産業は今でも牧羊を中心に、その肥沃な大地でたくさんの農産物が作られる農業大国でもあります。


人々は堅実で質素を好み、昔ながらの伝統や文化が暮らしの中に色濃く残るのも特徴。長寿の島としても知られ、籠編みや刺繍、織物など島の女性たちに伝統的に受け継がれた手仕事も秀逸。

なんとも素朴で暖かいホスピタリティが魅力の島なのです。そんなサルデーニャで過ごす子どもたちの夏休みとはいったいどんな毎日なのでしょうか。

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