「おんせん県」といえば、大分県。ダントツ一位でそう呼ばれるきっかけとなったのが、一年前に公開されたこの衝撃の動画でした。
「温泉でシンクロはできるのか。湧出量1位の大分県が前代未聞の挑戦」の動画を見る
白い水着、頭にタオルを巻き、風呂桶を手にした美女たちが、岩風呂、泥風呂、砂風呂、桶風呂、混浴、露天風呂・・・と、大分県のあちこちの名湯でシンクロナイズドスイミングを演じるという、「シンフロ」企画。前代未聞のこの企画、日本中、世界中で大きな反響を呼びました。
第2弾は、映画並みのクオリティの高さ!
そして今年、好評シリーズの第2弾として公開された動画は、まるで映画じゃないかと思うほどの出来栄えの、女子高生青春ストーリーです。脚本、演出、カメラワーク、女子高生役の女の子たちの演技・・・どれを取ってもプロモーション動画のレベルをはるかに超えたハイクオリティ。「シンフロのプロを目指す女子高生たちの奮闘」という、通常絶対ありえないはずの無茶な設定にもかかわらず、「なごり雪」をBGMに聞いていうるちに、どんどんノスタルジックな世界に感情移入させられていきます。
女子高生たちのひたむきな姿にキュンキュン
「やろうよ、シンフロ、一緒に!」
混浴で肩を抱き合う女の子たちが、時には笑い合い、時に孤独に進路に迷いながら、日々練習を重ねて自分たちの夢を追いかけていく姿に、見ているこちらの胸も次第にアツくなっていきます。
ローカル線の駅で制服のままシンクロの練習をしたり、水着で泥色の温泉に入りふざけあったりと、若さあふれるシーンと大分の景観のマッシュアップが連続し、ピュアな感動と湯けむりムードが入り混じった、なんとも言えない桃色の切なさが醸し出されます。
クライマックスでは、前代未聞の演出テクニックが温泉とキセキのコラボ
一緒にプロのシンフロチームに入ろうという親友の約束を破り、東京に進学することを決めたまゆ。一人、勉強をする彼女のところに、急な連絡がはいります。
「最後にもう一回、シンクロしてよ。それで全部、お湯に流そう」
温泉だけに、水ではなくお湯に流すんです。果たして、東京に旅立つ前に、仲直りできるのでしょうか。
Page: 1 2