むっちりとした「パンダのロゴ」に、「オレンジチキン」というキーワードを聞いてピンと来た方も多いはずです。
全米で大人気のチャイニーズレストラン「PANDA EXPRESS」が、日本1号店を川崎ラゾーナ店に11月25日にオープンするとの一報が飛び込んできました。
米国で愛され続けて30年。看板メニューのオレンジチキンが世界の人々の胃袋を掴んだ
「PANDA EXPRESS(パンダ・エクスプレス)」は、1983年に出店して以降、世界中に1,900店舗を構える大人気ファーストフードです。
これまで日本になかったことが不思議と思えるかもしれません。しかし、あまり知られていないかもしれませんが、実は橋本や神戸に出店し、撤退していた過去がありました。
一度は撤退したものの、いまでは、本場で食べたことのある人たちがこのお店を懐かしむ声がSNSなどであがるなど、国内においても人気が高まっています。
アメリカで、Cherng一家によって1973年に創立された「Panda Restaurant Group, Inc」。
「PANDA EXPRESS 」は1983年カリフォルニア州にて開業しました。創設者であり、共同会長兼最高経営責任者のAndrew Cherng氏は中国系アメリカ人。
そのため、伝統的な中華料理のレシピ、味、調理技術をアメリカの食材とあわせることによって、他の誰にも作ることのできない真新しい「アメリカンチャイニーズフード」を提供することに力を注いできました。
またこの一家は、過去に料理人として生計をたてる父を軸に、横浜で暮らしていた経験もあり、そこで触れてきた日本文化も今あるメニューにインスピレーションをもたらしているといわれています。
よくハリウッド映画の中で中華のテイクアウトを登場人物たちが食べるシーンがありますが、あれもパンダ・エクスプレスに違いありません。
看板メニューは「オレンジチキン」。1987年に発売されて以降、29年間ヒット商品であり続けるというのですから、どれだけ米国民に愛されてきたのかがわかります。
さっくりとした衣をつけたチキンに甘辛のオレンジソースをからめて、噛むとサクッとした食感と中のチキンのジューシーさの両方を味わうことができます。
ありそうでなかなかない、中華系アメリカ人だからこその発想で生まれた商品が「PANDA EXPRESS」の象徴ともいえるメニューなのです。
本国アメリカではあまりの人気ぶりに、「オレンジチキン・トラック」が 8都市を周るというキャンペーンを行い、どこの都市でも長蛇の列ができるほど人気だったのだとか。
本国だけでなく、2011年に初の海外進出を果たしたメキシコに続き、韓国、ドバイなど世界中でこのメニューは大注目されているのです。
新感覚の「デリスタイル」チャイニーズを提案
日本でよく見る中華料理屋では、単品のおかずをオーダーするのが通常ですが、PANDA EXPRESSではおかずと主食を選択することができるという「デリスタイル」を提案しているのです。
確かに日本でもデリご飯といったブームはありますが洋食がメインで、中華のデリスタイルはまだ珍しいかもしれません。
ではその気になるメニューの選び方を一足早くご紹介させて頂きます。これで、あなたもまごつくことなく本場のデリスタイルで注文をすますことができるでしょう!
上陸前から冷静な意見も。
中華といえば、のフォーチュンクッキーが付いてきます。(日本1号店では未定)
2010年に発売されたハニーウォルナッツシュリンプも大好評です。
キッズも大好きなPANDA EXPRESS。思わず笑みがこぼれます。
いかがでしたでしょうか? 海外で食べた味を懐かしむ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さあ、もうすぐオープン。上記のオーダー方法とポイントを押さえて、新感覚のPANDA EXPRESSの味を堪能しちゃいましょう。