北海道「ガラナ」「ナポリン」「カツゲン」
最近では全国でも知られるようになった「ガラナ」は北海道のご当地ドリンク。ガラナの実を原料にした、カフェインが強めの炭酸飲料です。
その見た目からコーラと比較されることが多いようです。もともと、ブラジル発祥の飲み物で、日本に入ってきたのは1950年代頃。
その頃コーラが人気となったのですが、北海道だけは根強い人気が残り、今も昔もよく飲まれています。「キリンガラナ」や「コアップガラナ」が有名です。
ラテンの国発祥の飲み物が、気候も文化も違う北国で飲まれているというところに歴史の面白さを感じますね!
また時を同じくして1950年代より、ガラナと並んでこの頃飲まれ始めたのが、乳酸飲料「カツゲン」。こちらも北海道を代表するご当地ドリンクです。
「活源」がもともとの名前で、それがのちのカタカナ表記に。もともとは軍人用の栄養ドリンクだったそうです。1979年に「ソフトカツゲン」に名称が変更。オレンジ色が毒々しく目を引きますね。
もうひとつ古くから北海道で飲まれている炭酸飲料があります。その名も「リボンナポリン」。フルーツ系の炭酸飲料です。
1911年に生まれたドリンクですが、一時は戦争の影響で生産中止。その後、1954年に北海道限定で復活してから、100年以上の間も愛されているドリンクです。
パプリカ色素を使用したオレンジが目立ちますね。ちなみに先ほど紹介した「カツゲン」と「リボンナポリン」の夢のコラボ商品も販売されました。
青森県「金のねぶた」
山形県「スイカサイダー」
福島県「酪王カフェオレ」
次は北陸へ。サイダー系のご当地ドリンクが多いです!