実は1200年の歴史を持つ「そうめん」の目からウロコな新しい食べ方

トライしてみる価値あり。そうめんの新しい食べ方を伝授!

6月1日より発売している中川商店の「そうめんくらべ 」は、全国5産地のそうめんの詰め合わせセット。そうめんの名産地、奈良、播州、小豆島、岡山、島原の5種類のそうめんが楽しめます。

そうめんの特徴は国産の小麦を使っているところ。日本の小麦は約9割が輸入で、国産小麦の割合は少ないのです。「そうめんくらべ」では、職人さんがいいと思った小麦を厳選して使用しているそう。

「そうめんなんて、どれも同じ味じゃないの?」と思う方もいるかもしれません。たかがそうめんと侮ってはいけません。のどごし、コシ、風味など、それぞれ違いがあります。

今回こちらの「そうめんくらべ」のそうめんで、ソーメン二郎さんがおすすめする食べ方にトライしました。

ソーメン二郎さんが太鼓判を押すおすすめの食べ方は、「オリーブオイル」と「岩塩」をかける食べ方。え、オリーブオイルなんて合うの?、麺つゆをかけずに味が物足りないのでは?、と思うかもしれませんが、この2つの組み合わせがなんともまた絶妙!そうめんとの相性は抜群です。

オリーブオイルと塩、意外と合うでしょ?」とソーメン二郎さん。

新しいスタイルでそうめんをすする参加者【画像提供: 中川政七商店】
参加者に感想を尋ねるソーメン二郎氏【画像提供: 中川政七商店】

ソーメン二郎さんによると、他にも下記とそうめんの相性は抜群だそうです。

・ツナ缶、あるいはサバ缶そうめん

・オイスターソースそうめん

・ペペロンチーノそうめん

そうめんを美味しく食べるために、やってはいけないことも教えてくれました。

びっくり水はダメ!
温度が急激に下がると、旨味が引き出せないそう

●ボウルに氷水を入れて、そうめんを浸すのはダメ!
氷や水のにおいで、小麦本来の香りを感じなくなるから

●ほぐしたそうめんは、かき混ぜちゃダメ!
お湯の対流に任せると、均一に火が通る

そうめんの1200年の歴史を知ったところで、早速、新しいそうめんの食べ方に挑戦してみてはいかがでしょう?

・そうめんくらべ 小(10 把入)税抜2,000 円
セット内容:5 種 ( 全国 5 産地 )× 各 2 把
奈良、播州、小豆島、岡山、島原

・そうめんくらべ 大(30 把入)税抜5,000 円

セット内容:6種 ( 全国 5 産地 )× 各 5 把
奈良、播州、小豆島、岡山、島原+葛そうめん(奈良)


中川政七商店 / 1716年(享保元年)に創業し、2016年で300周年を迎えた奈良の老舗。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げ、日本全国、その土地ごとに受け継がれてきた職人の技や想い、暮らしの知恵が息づく雑貨を数多く生み出しています。公式サイト

そうめん研究家のソーメン二郎さんの公式サイト:http://somendo.blogspot.jp/

そうめん製造元の坂利製麺所 坂口利勝さんの公式サイト:http://sakariseimensyo.bsj.jp/

文・編集部

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