初夏に突入し、だんだん暑くなってきました。これまでにご当地パンやご当地ドリンクなどを紹介してきましたが、今回のテーマはご当地アイス。地元で親しまれている懐かしのアイスを中心に紹介します。
いまでも愛される昭和アイス
地元のアイスを紹介する前に、「あーこれあった!」とつぶやいてしまう懐かしの昭和アイスを紹介したいと思います。目まぐるしく入れ替わる厳しいアイス業界で今も昔も変わらずに愛されるロングセラーのアイスがあります。
ホームランバー(名糖産業)
ミルクック(福岡)
ブラックモンブランよりは知名度低めですが、これまた竹下製菓のロングセラー。”サクサク”と”とろーり”の両方の食感が楽しめる「ミルクック」は、氷片入りのミルクセーキバーです。
ちなみに先ほどのブラックモンブラン派か、ミルクック派かに分かれるようです。来年40周年を迎える「ミルクック」は、先日、「大人のミルクック 八女抹茶」を発売して話題になりました。九州で親しまれています。
南国白くま(鹿児島)
鹿児島を代表するアイスといえば、「白くま」。フルーツがいっぱい入ったかき氷「氷白熊」は昭和7年頃に、鹿児島市の西田本通りである店の新メニューとして売られ人気を博し、鹿児島市内でこの「氷白熊」を出す店が増加。
セイカ食品株式会社でも、昭和40年頃より、カップタイプの「氷白熊」を南九州で発売し、これが大ヒットしました。現在では、「元祖鹿児島 南国白くまムース」をはじめとした、コーヒーや抹茶味などの種類を発売しています。最近では、全国各地でも売られているようです。
ムース(福岡)
九州の給食によくお目見えするという「ムース」。「とけない不思議なアイス」がキャッチコピーの、摩訶不思議なアイス。40年以上も、給食の定番デザートメニューだそうです。福岡県のセリア・ロイルが、2013年より全国的に販売中。上記のほうれんそう味のムースは栄養とれそうですね!