本州一美しい海に架かる橋を渡り、絶品海の幸を。山口県・角島を往く

妻で漫画家の大原由軌子とメルマガ『大原さんちの九州ダイナミック』を共同配信しているライターの大原広軌です。

家族で長崎県佐世保市に移住してから4年あまりの間、西日本の様々な土地に足を運んだ大原家ですが、その中から夏場にこそ訪れていただきたい絶景スポットをご案内します。

※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。

数年前、国内はおろか海外のサイトでも「いったい地球上のどこの景色なんだ」と話題になった下関市豊北町角島、そして角島大橋。ベストセラー『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景』にも紹介された、山口県が誇る「別天地」です。

かく言う私もネット上の写真を一目見て、まさに「死ぬまでに一度は行かなければ」との思いで出向いたのですが、車窓に島と橋、そして碧い海が飛び込んできた瞬間、言葉を失いました。

感嘆詞すら出てきません。遅れてやってくるのが、南国でしかお目にかかれないと思い込んでいた佳景に日本本土で出会えたという感動です。

この角島大橋、2000年の11月3日に開通するや、そのロケーションの素晴らしさから自動車などのCMにたびたび登場するようになり、今では県外からもたくさんの観光客が訪れるといいます。

海上を行く1780mの橋の先に待つのは、エメラルドグリーンと白い砂のコントラストが目に眩しい角島。島内では「角島大浜海水浴場」と「しおかぜコバルトブルービーチ」の2つの浜辺が待っています。

どちらも夏場は観光客で賑わいますが、大都市圏に近い海水浴場と比べれば、ほどよい人出といったところでしょうか。

さて、海水浴でお腹をすかせたら、海を眺めながら絶品海の幸を味わえる食堂へ向かってみましょう。


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