10月のビッグイベントといえばハロウィンがありますね! ハロウィンでは「Trick or Treat」の声とともにお菓子を配る習慣がありますが、せっかくなので日本のおばけなお菓子、配ってみませんか?
神奈川県で全国の小さなまちやむらのファンづくりを応援するアンテナショップ「kura-cafe」が紹介するのは、福島県の「おばけせんべい」…子供に大人気というのですが、一体どんなお菓子なのでしょう?
一家に1袋!おばけせんべい
【棚倉町のおいしいもの紹介】
食欲の秋ですね~。ちょっとおなかがすいた時に食べたいおやつとして人気なのが、福島県棚倉町のおばけせんべい!kura-cafeにもたくさんのファンがいらっしゃいます。
棚倉町のあちこちで売られていているほか、行楽地、ゴルフ場のおみやげとしてもおなじみだそうです。
おばけせんべいの人気の秘密を生産者の日本メグスリノキ本舗の富岡さんにお聞きしました。
おばけせんべいは、昔から町の人々に愛されてきたお菓子。長い間作っていた方がご高齢となり、一時生産が途絶えていたのですが、作り方を富岡さんがその方から直々に教わって復活させたのです。
昔のままのほどよい塩加減、軽い歯ざわり、飽きのこない味になるよう、試行錯誤を繰り返したのだそうです。たしかに、堅くないので、kura-cafeではご年配の方にもたくさん購入していただいています。
「おばけせんべいは、昔からある銘菓です。自家製のコシヒカリを使って生産しているのでご年配の方からお子さままで、安心してめしあがっていただけますよ!」と富岡さん。
そう、富岡さんは稲作もしているのです。自分で育てた米を使って作る。まさに、顔の見える商品です。「そろそろ、棚倉でも稲刈りが始まりましたよ」。
おばけせんべいは、棚倉町からこのような大きな段ボールに入って届きます。袋も大きく、kura-cafeの三角形の棚には一つしか並べられません。
なので……段ボール箱が届くと、スタッフはそのつど、箱のふたの部分におばけの絵と商品名と価格を書いて、店頭で販売します。
今は季節柄、ハロウインおばけですね!
学校帰りの小学生がこのおばけに「ただいま~、おばけさん♪」と声をかけたりします。また、家族連れのお客様が「これ、大きいね~」と笑顔で覗き込んだりします。
先日、20代くらいの若い女性が「これ知ってる!!懐かしい~」と声をあげました。ご存知ですか?と声をかけると、棚倉町出身とのこと。「町のあちこちで売っていて、一家に1袋、どの家にも必ずありましたよ」と笑顔で答えてくれました。
kura-cafeマガジン「そらみん」4号では、子どもたちの元気な写真と一緒にカタログページで紹介しました。
棚倉町物産振興会推奨のシールつきです。
多くの方の想い出に残る「おばけせんべい」。長く長く、愛され続けるお菓子であってほしいですね。
『おばけせんべい』
170g ¥450 (税込¥486)
福島県棚倉町 (有)日本メグスリノキ本舗
- 記事提供:kura-cafe
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