地獄の世界へようこそ。富山、秋のオトナ女子旅は美と恐怖の芸術探検

2015年、3月14日に開業した北陸新幹線のおかげでぐっと身近になった北陸エリア。北陸新幹線を利用しての旅行となると、華やかな石川県・金沢に目が行きがちですが、魅力たっぷりの富山県にも是非注目してみてください。

そんな富山県の自然、歴史、アーツ&クラフト、グルメ、建築などなど、富山らしいテーマで切り取って紹介されているのが、現在開催中の『大人の遊び、33の富山旅。』というキャンペーン。

富山県の観光地をもっと楽しく巡る体験プログラムが33も紹介されていて、それぞれスペシャルなプランが用意されているんです。

今回は、オトナ女子を代表して「私が行きたい富山の魅力3選」をピックアップ! 芸術の秋をテーマに、見る・作る・感じる富山スポットをご紹介します!

富山市に誕生したニュースポット、ガラスの街・富山を世界に発信!

まずは、北陸新幹線が到着する富山駅から徒歩20分ほど、富山市中心市街地に誕生した「富山市ガラス美術館」

約30年に渡って、「ガラスの街とやま」を目指したまちづくりを進めてきた富山市には、まちなかにガラスの芸術作品が溢れていたり、全国初の公立のグラスアート専門教育機関としてスタートした富山ガラス造形研究所があるため、国内外からガラス作家たちも移り住んできています。

(公社)富山県観光連盟

そんな「ガラスの街とやま」の集大成として開館した「富山市ガラス美術館」

現代ガラス美術の第一人者であるデイル・チフーリ氏の工房「チフーリ・スタジオ」が制作するインスタレーション作品(場所や空間全体が作品として体験させる芸術)が常設展示されていたり、富山市が所蔵する現代ガラス美術作品の展示なども開催されています。

さらに注目すべきは、美術館の設計を手がけたのが日本を代表する建築家・隈研吾さんという点。


素材によって異なる光を反射するキラキラとしたファサードは、富山県を象徴する立山連峰からインスパイアされていたり、内部は五層のフロアを空に向かって斜めに突き抜ける空間になっていたりと、斬新なのに富山らしさを感じることができる作りになっています。

また、ロビーに面して、カフェ・ショップがあるので、富山散策の間にひと休みするにもおすすめです。

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