地獄の世界へようこそ。富山、秋のオトナ女子旅は美と恐怖の芸術探検

古民家並ぶ工芸のまちで私だけの手作り体験

明治時代に建てられた土蔵造りの家が建ち並び、商家町として重伝建地区選定されている高岡市の山町筋は、豊臣秀吉ゆかりの山車が練り歩く「高岡御車山祭」でも知られています。

さらに、ここ数年、新しいカフェやクラフトショップが誕生し、オトナ女子たちの街歩きにはぴったりなエリアへと変貌を遂げているんです。

(公社)富山県観光連盟

ちなみに山町筋でこの秋開催されているのが、「山町おさんぽカフェ2015」。期間中、職人や作家の手仕事から生まれた生活用品を集めたお店では、スプーン作り体験ができたり、お散歩の途中には、古民家を改装したお店でスイーツやコーヒーを味わうことができます。

通称、地獄テーマパーク!立山曼荼羅の世界を体験!

一度は登ってみたい立山。江戸時代から明治時代にかけて、立山剣岳は地獄の剣の山として畏れられ、崇められてきました。こうした立山信仰と、立山の大自然を体験できるのが、「立山博物館」です。

広大な敷地には、さまざまな施設があるのですが、中でも、「まんだら遊苑」は、立山曼荼羅の世界を光り、音や香りなど五感で体験できるゾーン。

鬼の気配が感じられる場所や、闇の道などを通り、立山曼荼羅の世界を追体験できるようになっていて、そのディープさから、地獄のテーマパークと言われているほど! なんだか難解そうだけど、怖いもの見たさで興味が湧いてきますよね。

キャンペーン期間中には、博物館の中で学芸員の方が立山曼荼羅の解説をしてくださるので、より理解を深めることができます。

「富山ってこんなに芸術に富んだまちだったんだ!」と驚いた方も多いのでは? 『大人の遊び、33の富山旅。』では、その他にも「ミュゼふくおかカメラ館」でのイベントや民藝に触れたりといったアート関連のプログラムが用意されています。

またアート以外にも、深層水仕込みの牡蠣を堪能したり、見事な建造物で知られる瑞泉寺では、普段は非公開の一室を特別拝観できたりといろいろなプログラムがラインナップ。

富山に行きたいなと思っていた方には、スペシャルな体験ができるので会期中にいくのがベター! ぜひこのタイミングに富山で大人の遊びをしてきてください!

大人の遊び、33の富山旅。2015年秋プログラム

場所:富山市ガラス美術館など、富山県各所
開催期間:11月30日(月)まで

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