日本の伝統工芸が大集合!東京・名古屋に衣食住の芸術が集う

芸術の秋ですね! 芸術と言われて思い浮かべるものと言えば…絵画、彫刻、音楽や演劇もありますが、日本にあるもっと身近で生活に密着したもの、忘れていませんか? 例えばこんなもの。

金沢漆器

そう、衣食住の場面に密着しすぎていて意外と忘れてしまいがちですが、日本の伝統工芸品の数々も誇るべき芸術です。代表的なものだと佐賀県の有田焼や岐阜県の美濃焼など日本各地にある特徴的な焼き物、食事に使う江戸八角箸など「食」の場面に伝統工芸をみないことはありません。着物や浴衣には日本の染織技術が「衣」で息づいていますし、「住」なら桐たんすや手ぬぐい、和紙製品もありますね。

ということでこの秋は、生活のいたるところに潜む日本の伝統工芸という芸術を探しに行ってみませんか?

ニッポンの伝統工芸に出逢う。創り手と使い手を繋ぐ

10月24日より開催されるのが、東京都の青山・銀座エリアと愛知県の名古屋エリア一部地域で「ニッポンの伝統工芸に出逢う」をテーマに、セレクトショップや専門店などで展示販売を行う『JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2015』というイベントです。

創り手(各産地)・売り手(各販売店)・使い手(消費者)をつなぎ、伝統的工芸品を広く知ってもらい、そして次世代へ継承することを目的とした本イベント。東京都と愛知県で合計52店舗のショップとタッグを組んで日本全国の伝統工芸が展示されます。今回はその中から先行で一部をご紹介いたします。

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