別府より草津温泉行こうぜ。ライバルに恩返しした「別府温泉」の実力

—Ž竹瓦温泉の内部は戦前で時が止まったままのよう

こちらでは砂湯の利用(砂湯は1000円)もできるので、観光客には砂湯に入ってから温泉というコースが人気ですが、週末には順番待ちが必須ということなので余裕を持った観光プランを。

また、どの温泉でもタオルは有料になるので、小さな手ぬぐいタオルを一枚持って散策に出かけるのがおすすめです。ただ、砂湯は他でも体験できるので、竹瓦温泉にこだわる必要はないかもしれません。

せっかくなので海を眺めながらで砂湯を楽しみたいなら上人ヶ浜の「別府海浜砂場」へ。よく写真で見かける、パラソルの下で砂浜に埋められるあの砂湯が体験できます。

定番スタイルの砂湯が楽しめる別府海浜砂場

そして、別府の風物詩といえば、街のあちらこちらからもうもうとあがる湯煙。いたるところから湯煙が立ちあがり、ときに細い道の先が見えないほど濃く充満するその光景はまさに湯煙地獄という言葉がぴったり。

初めて目にする人にとっては相当なインパクトだと思います。コバルトブルーに輝く「海地獄」や、ネーミングからして凄すぎ&真っ赤に染まる「血の池地獄」などの地獄めぐりも別府観光のお楽しみといえるでしょう。

いつ訪れても温泉トピック満載の別府ですが、3月30日から4月3日は温泉の恵み感謝する別府をあげてのお祭り「別府八湯温泉まつり」が開催され、街中がさらに温泉一色に染まります。

期間中は様々な会場で多種多彩なイベント行われるほか、市営温泉の一部も無料解放されるとのことなので、このタイミングで別府観光に出かけるのもグッドアイディアです。

公式サイト:別府温泉

  • image by:小林繭,buttchi 3 Sha Life/Shutterstock.com
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