これが発祥の店。台湾タピオカミルクティー春水堂のティースタンド「TP TEA」が上陸

台湾グルメとして人気の「タピオカミルクティー」。スッキリとした甘さとタピオカのモチモチとした食感で、日本でもお気に入りの人が多いドリンクです。その本場の味のタピオカミルクティーを気軽にオーダーできるティースタンド「TP TEA」が7月20日、JR新宿駅のニュウマン新宿エキナカにオープンしました。

今回オープンしたTP TEAは、台湾のタピオカミルクティー発祥の春水堂が運営するショップ。春水堂はカフェスタイルのショップで、日本にもすでに10店舗以上を展開していますが、TP TEAはテイクアウト向けのティースタンドとなっています。

台湾でもこのティースタンドスタイルは人気で、台湾内にはTP TEAだけでも250店舗もあり、街のあちこちで気軽にオーダーして飲み歩きしている人も多くいます。まさに台湾の国民的ドリンクなのです。

TP TEAのメニューは本場の台湾とほぼ同じ。モチモチしたタピオカがたっぷりと入った「大粒タピオカミルクティー（550円）」をはじめ、「大粒タピオカ鉄観音ミルクティー（550円）」などをラインアップ。

関係者によると「水と砂糖以外は台湾と同じ」と素材にこだわっており、台湾とほぼ同じ味が楽しめます。とくに大粒のタピオカは春水堂ならではのプニプニとした食感。

日本オリジナルのドリンクメニューは「タピオカ抹茶ラテ（550円）」があります。抹茶らしいほんのりとした苦みとタピオカの甘みが絶妙に絡み合って、日本人にもあうメニューです。

さらにドリンクだけでなく、日本初登場のメニューとして「タピオカ鉄観音ソフトクリーム」をラインアップ。こちらも甘さ控えめで、ソフトクリームの柔らかさとタピオカの食感が楽しめるデザートになっています。

そのほかにも夏季限定でマンゴーを使った「タピオカマンゴーラテ」や「マンゴースムージー」など、暑い夏にぴったりな爽やかなメニューが用意されています。また、ホットでオーダーできるドリンクもあるので、さまざまなフレーバーを季節問わず楽しめるのではないでしょうか。

台湾のTP TEAと大きく違う点は、フードも取り扱っていること。ニュウマン新宿エキナカ店では、野菜をたっぷりとのせたヘルシーな「サラダ麻辣湯 白（600円）」と「サラダ麻辣湯 赤（650円）」を提供。

麺は平らで太い春雨を使用しており、トッピングには水餃子（100円）や排骨（350円）、味玉（100円）などが用意されています。辛さもトッピング（2辛/30円〜）で追加可能なので、お好みでカスタマイズできるのもポイントです。

フードを提供していることもあり、店舗にはテーブルと椅子があるのでイートインも可能。店舗の壁には電源も用意されているので、JR新宿駅内でのちょっとした休憩や待ち合わせピッタリです。

オープンに先立って、TP TEA ニュウマン新宿エキナカ店で発表会が開催されました。

日本で春水堂とTP TEAを運営しているオアシスライフスタイルグループの代表取締役 関根有三氏は「特に新宿はタピオカミルクティーの店舗が増えており、タピオカ戦争といってもいいくらいの激戦地。それでもタピオカミルクティーは春水堂が発祥で、うちがいちばん美味しいと思っている」と味には太鼓判を押しています。

さらにゲストとして登壇したタレントの若槻千夏さんも、「台湾でショップを出店したときに、始めて体験したのが春水堂のタピオカミルクティーで大好きになった」というほどの大ファン。手軽に購入できるティースタンドタイプのTP TEAの開店を喜んでいました。

もちろん本場の台湾でタピオカミルクティーを飲むのがいちばんですが、なかなか旅行ができずにムズムズしているなら、新宿駅で手軽に台湾気分が味わえるティースタンドのTP TEAもオススメですよ！