盆休みは、有名観光地が空いている! 宿泊データから算出した狙い目エリア

もうすぐお盆休み。 海に、山に、テーマパークにと、ワクワクする夏の旅行先はもうお決まりでしょうか。しかし、お盆休みは一気に休みに入る人が増えるため、どの観光地も「混雑」していそうですよね。混んでいるせいで、泊まりたいホテルが満室だったり、楽しみにしていた観光地が人でいっぱいだったりして、がっかりするやら疲れるやらってことも…。

そこで、TRiP EDiTORでは、GWに大好評だった混雑予想マップをこの夏もお届けいたします!日本観光振興協会より、2018年の8月中旬の観光予報が発表されました。さて、この夏はどこが狙い目なのでしょうか?さっそく具体的に観光予報を見ていきましょう!

お盆休みは、有名観光地が意外に空いている!?

予報によると、「かなりの混雑」が予想されるのは、九州の福岡・宮崎でした。続いて東京、松山も混雑が予想されています。一方、比較的「空いている」と予想されるのは、京都、金沢、山形、松江、札幌、沖縄だということです。つまり、旅行に行くならランキング上位に入るような有名観光地がお盆休みは狙い目のようです!

日本人と外国人を分けて混雑状況を見てみると、外国人に人気の観光地は、大阪、名古屋、沖縄、京都、福岡などでした。また、前年との増減を見てみると、前年より混雑が予想されるのは仙台、松山、宮崎のみで、その他の観光地は軒並み60〜80%台と、前年割れの混雑状況と見込まれています。

以上のことから、今から旅行先を決めるなら空いている有名観光地が狙い目、またそれ以外の場所についても、前年よりも2〜3割は空いていると予想できます(あくまでも宿泊予約数をもとに予想した数値で、帰省や日帰りは入っていませんから、当然交通期間は通常時よりも混雑しているかもしれませんのでその点はご注意ください)。

さて、魅力的な有名観光地が比較的空いていると言っても、今年は猛暑で、どこへ行っても暑そう…。そう心配される方のために、暑い夏をヒンヤリ涼しく楽しむ夏ならではの旅プランや、この夏限定のイベントをご紹介します!

京都の夏は暑くない?ヒンヤリ涼しく楽しむ観光

連日37度や38度の大変な猛暑に見舞われているアツ〜い京都ですが、敬遠するなんてもったいない!ほとんどの日本人が地元に帰省しているこのお盆の時期だからこそ、空いている京都で涼しい旅を楽しみましょう。

■ 浴衣ではんなり観光

京都には浴衣貸し出しサービスをしているお店がたくさん存在します。浴衣・着付け・小物もセットでレンタルでき、そのまま1日お出かけできるほか、撮影サービスもついたプランも。仲良しの友人同士やカップルで、浴衣姿で古都を練り歩き。


■ かき氷激戦区・京都の逸品を食べ歩き

夏の京都は、知る人ぞ知るかき氷の激戦区なのです。特産品の抹茶を使ったオーソドックスな宇治金時から、ふわふわ食感のパウダースノー氷やカラフルなフルーツかき氷など、見たこと(古都)もないかき氷がたくさん。いくつか食べ歩きをすれば流れる汗も何処へやら。

■ ライトアップ・特別夜間拝観で納涼ナイト

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蒸し暑い京都も、8月中旬頃になると夕方以降かなり過ごしやすくなってきます。この時間帯を狙って、お寺のライトアップ夜間特別拝観がたくさん催されています。有名な清水寺の夜間特別拝観のほかにも、高台寺では、夜間特別拝観とともに所蔵の百鬼夜行絵巻や幽霊図等を展示する百鬼夜行展も開催中。庭園と一体化した広大なプロジェクションマッピングは圧巻です。夏にしか出会えない幻想的なイルミネーションと、お化けがあなたを待っていますよ!

■ 五山送り火で今日の夏を見送る

京都の夏を締めくくる8月16日の五山送り火。京都の暑さがひと段落すると言われています。送り火が見える川床などの飲食店に予約をして、親しい仲間と食事を楽しむのが定番ですが、鴨川の遊歩道からも一番大きな左大文字をはっきり見ることができるため、三条周辺は点火の時間帯だけ急に人通りが増えます。

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