旅行で応援しよう。ふるさとや被災地を支援する「割引旅」が人気

自治体からの助成金を活用した「ふるさと割」ツアー

国内大手の航空会社、全日空(ANA)日本航空(JAL)の国内ツアーでは、ふるさと応援としてふるさと割を行なっています。このふるさと割とは、地方自治体と航空会社が提携し、助成金によって旅行代金を割り引くというものです。対象ツアーは時期や航空会社によって異なりますが、主に北は北海道から南は九州までの地域が対象となっています。

北海道釧路市

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往路に名古屋から釧路空港を利用して釧路市内に1泊すると1名あたり5,000円を助成。釧路市では釧路川でカヌーツーリングしたり阿寒湖で森林浴をしたりと、釧路の大自然を満喫することができます。

秋田県にかほ市

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往路に秋田空港を利用してにかほ市に宿泊すると1名あたり5,000円を助成。にかほ市は松尾芭蕉が訪れた最北の地として知られています。鳥海山元滝伏流水などの大自然も魅力的ですが、夏の岩ガキ冬の冬鱈などの豊かな海の幸なども人気です。

徳島県

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徳島阿波踊り空港を利用して徳島県内に1泊以上宿泊すると1名あたり3,000円を助成。四国88ヶ所の第1番札所である霊山寺鳴門の渦潮祖谷渓などの観光スポットがあります。さらに阿波踊り会館では名物・阿波踊りを鑑賞することも可能です。

ツアーによっては旅行内容に条件がありますが、10,000円~30,000円引きのツアーもあるので航空券と宿泊費を合わせてもかなりお得。もちろん割引額の大きいツアーはすぐに予約が埋まってしまうので、空きがあればお早めに!

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