旅行で応援しよう。ふるさとや被災地を支援する「割引旅」が人気

TRiP EDiTOR編集部
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2018/08/08

ふるさと納税をすると返礼品に宿泊券がついてくる

ここ数年注目を集めるふるさと納税。納税額に応じて返礼品をもらえる納税方法として人気ですが、今回注目したいのが宿泊券です。人気のふるさと納税サイト、ふるさとチョイスさとふるでも簡単に検索することができます。

地域活性化のために宿泊補助券や宿泊券を発行している地方自治体は数多く、1泊2日で楽しめるプランや全国的にも有名な高級旅館に泊まるプランなどがあります。

「山香温泉 風の郷」大分県杵築市

山香温泉 風の郷

60,000円以上の寄附でもらえる人気の大分県杵築市の宿泊券。山香温泉でも有名な杵築市はレトロな風景が残る街です。観光名所の一つ、杵築城の近くには懐かしい昭和を感じる杵築レトロ館や上級武士たちの屋敷が残る北台屋敷通りなどがあります。

「いまばり湯ノ浦ハイツ」愛媛県今治市

Shutter Stock

100,000円以上の寄附でもらえる愛媛県今治市の宿泊券。今治タオルやB級グルメ焼豚玉子飯が有名な今治市は、しまなみ海道へのアクセスも良く、特に道の駅 多々羅しまなみ公園から見える絶景が人気を集めています。

「天草 天空の船」熊本県上天草市

天草 天空の船

200,000円以上の寄附でもらえる熊本県上天草市の宿泊券。天草の海を一望できるホテルでは、天草の食材をふんだんに使った絶品料理を堪能。上天草市には天草五橋藍のあまくさ村など、自然あふれる観光スポットを楽しめます。

ふるさと納税について簡単に説明します。例えば50,000円を寄附すると返礼品として1泊分の宿泊券がついてくるとしましょう。一見、1泊で50,000円と聞くと高いと思ってしまいますが、ふるさと納税は確定申告で税金の還付・控除が受けられます。

年収500万円で共働きの夫婦が50,000円を寄附したとすると、控除額(所得税+住民税)は48,000円となり、自己負担額は実質2,000円ということになります。すると格安ホテルを探すよりもお得に泊まることができるというわけです。

ただし、ふるさと納税には上限額がありますので、必ず各サイトのシミュレーション機能で上限額を確認するようにしましょう。総務省ふるさと納税ポータルサイトでは分かりやすくふるさと納税について説明されていますので参考にしてみてください。

というわけで国内旅行の割引支援のサービスをいくつか紹介しました。ふっこう割に関しては被害地域の復旧が第一優先ではありますが、旅行先の地域でお金を使うというのは地元経済を助ける復興への第一歩でもあります。今回ご紹介したふるさと納税ふるさと割などを利用してボランティアや西日本の復興を手助けするのも一つの方法ではないでしょうか。もちろん復興の状況は地域によって異なりますので、旅行する際はあらかじめ現地の情報を調べておくことをお忘れなく。


image by: Sean Pavone / Shutterstock.com

source: ふるさとチョイス, さとふる, ANA, JAL, 楽天トラベル, 観光庁

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