惜しむ声が続々。銀座の老舗キャバレー「白いばら」来年閉店へ

TRiP EDiTOR編集部
TRiP EDiTOR編集部
2017/10/30

銀座の名店、ついに閉店へ。

昭和初期に開店し、今も昔も愛されていた旧き佳き老舗グランドキャバレー「白いばら」が、来年2018年1月10日を持って閉店することになったと、ツイッターユーザーで珍スポット系のカリスマ雑誌『八角文化会館』などにも寄稿している、ほいじんが()さんがツイートし、閉店を惜しむ声が挙がっています。

銀座の老舗キャバレー「白いばら」と言えば、創業の昭和6年(1931年)より、86年目を迎えた、今もなお営業を続ける貴重な正統派キャバレーの一つ。

同店の特徴は、何と言っても入り口にある横長の大きな日本地図。そこには在籍しているホステスさんの名前(源氏名)が「出身都道府県ごと」に掲げられており、自分と同郷のホステスさんを指名しやすくしています。地元話に華が咲き、方言の訛りも共有できるというわけですね。

日本地図の下には大きく「あなたの郷里の娘(こ)を呼んでやって下さい」と書かれています。

同店のHPによると、

毎日、約100名のフロアレディと生バンドによる音楽ライブや、プロのダンスショーもあり、TVや映画のロケなど、マスコミからも注目される有名店です。

との紹介文が掲載されています。銀座のど真ん中にある老舗ということもあり、ここは有名人や財界人の来店も多く、しかも明朗会計。

わざわざ地方から足を運ぶ常連客も多いというこの名店が、ついに閉店してしまうというツイートには、昭和時代の雰囲気を色濃く残すレトロな空間のファンや、実際に同店へ通っていたお客さん、そしてこのツイートでこの店を知ったという若い世代まで、多くの人々から惜しむ声が続々と挙がっています。

Twitterの反応

 

 

 

 

 

 

 

 

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterの埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。


 

image by: Wikipedia

 

※本記事はMAG2 NEWSに掲載された記事です(2017年10月29日)

いま読まれてます
TRiP EDiTOR編集部

TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。

 京都 古都が紅に染まるとき。写真家がこっそり訪れる、京都の紅葉名所の穴場 ★ 144
 京都 鏡張りのような美しい紅葉も。京都を美しく撮れる紅葉エリア10選 ★ 1065
 京都 【京都ミステリー】「二条城」はなぜ東に3度傾いて造られたのか? ★ 7614
 全国 「すごい」を意味する方言が、全国47都道府県で全部違っててすごい ★ 7446
 全国 「まち」を編みなおす。地域にデザインの視点を取り入れた20の事例 ★ 92
 京都 「下らない」と「下りもの」の語源に隠された、京都と江戸の上下関係 ★ 363
エアトリインターナショナル コスパが高いLCC「ジェットスター」直行便でラクラク!ケアンズで大自然の癒やしを満喫しませんか?
惜しむ声が続々。銀座の老舗キャバレー「白いばら」来年閉店へ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます