旅も人生も、もっと楽しく編集できる。

猛暑日を記録したことがない?旅のプロが厳選「穴場の避暑地」ランキングトップ30

Array
2026/07/29

今年の梅雨シーズンは例年より涼しく感じましたが、いざ終わると「やっぱり日本の夏はこうだった」と思い知らされる暑さが続いていますね。

そんな中、旅行者の意識にも静かな変化が生まれています。海やプールで元気に遊ぶ“攻めの夏旅”から、涼しい土地でゆったりと心身を休める“癒やしの夏旅”を求める人が多いですよね。けれど、軽井沢や那須といった定番の避暑地は人で溢れ、涼を求めたはずがかえって疲れてしまっているようにも感じます。そんな経験をした方も多いことでしょう。

そこで今回は、旅行アプリ『NEWT(ニュート)』を運営する株式会社令和トラベルが、全国1,741の自治体を対象に行った調査結果を元に、「穴場の避暑地ランキング」をご紹介します。有名な避暑地では味わえない、静けさと涼しさの両方を手にできる場所を、旅のプロの目線で厳選されていますので、早速見ていきましょう。

「涼しさ」を5つの軸で多角的に評価

今回のランキングでは、各自治体を5つの視点(各20点満点、合計100点満点)で採点し、総合的に順位を決定しています。

その評価軸は、以下の5つです。

  • 涼しさの確実性:気象データに裏付けられた冷涼さ
  • 穴場度:混雑を避けて静かに過ごせるか
  • 避暑×体験充実度:涼しい環境で楽しめるアクティビティがあるか
  • 滞在の快適さ:宿泊や飲食のインフラが整っているか
  • 行きやすさ&現地移動の現実性:都市部からの交通手段が確保されているか

単に「涼しい」だけでは終わらない、旅としての満足度を多角的に見つめた評価基準こそが、このランキングの説得力の源といえるでしょう。

それでは、第10位から紹介していきます。

第10位 広島県神石高原町

涼しさの確実性15・穴場度15・体験充実度15・滞在の快適さ15・行きやすさ15/合計75点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

中国山地の懐に抱かれた広島県神石高原町は、標高500m~700mの高原上に広がる静かな町です。国定公園に指定されている「帝釈峡」では、数万年の歳月をかけて石灰岩台地が深く浸食されたカルスト地形が壮大な峡谷美を描き出しています。

なかでも圧巻は、世界三大天然橋のひとつに数えられる「雄橋」。自然がつくり上げた巨大なアーチを見上げる瞬間、涼しさとともに時の重なりに思いを馳せずにはいられません。峡谷内の「神龍湖」では遊覧船やカヤック体験も楽しめ、水と岩が奏でるダイナミックな景観の中で、身体ごと涼に包まれる贅沢を味わえます。


さえぎるもののない高原の夜空には満天の星が広がり、都会では決して出会えない静寂がここにはあります。

第9位 長野県木曽町

涼しさの確実性17・穴場度16・体験充実度17・滞在の快適さ16・行きやすさ16/合計82点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

御嶽山」の雄大な山容を背景に広がる長野県木曽町。木曽馬と蕎麦のふるさととして知られるこの地は、標高の高さゆえに真夏でも涼やかな風が吹き抜けます。

木曽町の魅力は、涼しさの中に歴史と暮らしの息づかいが感じられること。日本在来種である「木曽馬」とのふれあいや、冷涼な気候が育んだ風味豊かな「信州蕎麦」は、この土地でしか出会えない体験です。

中山道の宿場町の面影が残る街並みを歩けば、静寂と歴史的風情が同時に肌に染み込んでくるよう。派手さはなくとも、旅の記憶にじわりと残る奥深い避暑地です。


第8位 山口県美祢市

涼しさの確実性16・穴場度16・体験充実度16・滞在の快適さ16・行きやすさ16/合計80点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

日本最大規模のカルスト台地・秋吉台の地下に広がる大鍾乳洞「秋芳洞」があるのは山口県美祢市。洞内の気温は年間を通じて約17度に保たれ、真夏でも長袖がほしくなるほどの天然のクーラー空間が広がります。

地上では秋吉台の広大な草原が風にそよぎ、頭上には抜けるような青空。地下に潜れば、太古の時間が刻まれた鍾乳石の造形美と、ひんやりとした空気が全身を包みます。地上の開放感と地下の冷涼さのふたつのまったく異なる自然の表情を一日で楽しめるのは、この地質の宝庫ならでは。2026年4月にはユネスコ世界ジオパークにも認定され、未公開エリアのケイビングツアーなどプレミアムな体験プログラムも用意されています。

第7位 長野県山ノ内町

涼しさの確実性18・穴場度16・体験充実度17・滞在の快適さ17・行きやすさ16/合計84点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

ユネスコエコパークに登録された志賀高原を擁する長野県山ノ内町は、真夏でも最高気温が25度前後と、エアコンの存在を忘れてしまうほどの爽快さです。

高原を縫うように続くトレッキングコースや、透き通った「琵琶池」でのSUP体験など、涼しい空気の中で身体を動かす喜びがここにはあります。標高2,307mの横手山山頂ヒュッテからは、雲海を見下ろすような絶景が待っており、「ここが同じ日本なのか」と思わず声が漏れることでしょう。

温泉郷「湯田中渋」も近く、日中はアクティビティ、夜は温泉という充実した滞在が組み立てられる点も大きな魅力です。

第6位 愛媛県久万高原町

涼しさの確実性18・穴場度17・体験充実度17・滞在の快適さ17・行きやすさ16/合計85点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

“四国の軽井沢”と称される愛媛県久万高原町は、標高約800m超の四国山地に囲まれた冷涼な高原の町です。

雲の上に広がるような景色が続く四国カルストのドライブは、窓を開ければ天然のクーラーそのもの。眼下には見渡す限りの緑と空が広がり、その開放感は日常のあらゆる窮屈さを洗い流してくれます。

エメラルドグリーンに輝く「面河渓」の清流は、見ているだけで体感温度が下がるような透明感。西日本最高峰「石鎚山」を有する大自然の懐で、夏のキャンプや星空観察に身を委ねれば、街の喧騒は遠い記憶になることでしょう。

いま読まれてます
猛暑日を記録したことがない?旅のプロが厳選「穴場の避暑地」ランキングトップ30
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます