猛暑日を記録したことがない?旅のプロが厳選「穴場の避暑地」ランキングトップ30
第5位 奈良県天川村
涼しさの確実性18・穴場度17・体験充実度17・滞在の快適さ17・行きやすさ17/合計86点

近畿最高峰・八経ヶ岳をはじめとする大峯山脈に抱かれた奈良県天川村は、修験道の聖地として千年以上の歴史を持つ山深い村です。
標高の高い「洞川温泉郷」には、関西圏にありながら真夏でも涼風が吹き渡ります。昔ながらの木造旅館が軒を連ねるノスタルジックな温泉街を浴衣姿でそぞろ歩き、弱アルカリ性のやわらかな湯に身を沈める。それだけで、心身の疲れが静かにほどけていくのを感じるはずです。
修験者たちが古来より疲れを癒やしてきた場所には、時代を超えた休息の知恵が息づいています。関西から日帰り圏内でありながら、まるで時間の流れが違う場所に迷い込んだような、深い静寂に満ちた穴場避暑地です。
第4位 岩手県岩泉町
涼しさの確実性18・穴場度17・体験充実度17・滞在の快適さ18・行きやすさ17/合計87点

町域の大部分を豊かな森林が覆う岩手県岩泉町。ここには、日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」が静かに口を開けています。
洞内の平均気温は年間を通じて約10〜11度。外界の猛暑を完全に遮断するカルスト地形の恩恵で、一歩足を踏み入れた瞬間から別世界の涼しさに包まれます。そして、その奥で旅人を待つのが「ドラゴンブルー」と称される神秘的な地底湖。世界有数の透明度を誇る水面は、吸い込まれそうなほど深い青をたたえ、訪れる人に忘れがたい感動を刻みます。
洞窟を出た後は、清流沿いの園地で森林浴を楽しみ、郷土の味覚に舌鼓を打つ。“深涼体験”という言葉がこれほどふさわしい場所は、ほかにないかもしれません。
第3位 群馬県嬬恋村
涼しさの確実性18・穴場度17・体験充実度18・滞在の快適さ18・行きやすさ17/合計88点

夏秋キャベツの生産量日本一を誇る群馬県嬬恋村は、標高1,000m前後の高原地帯に広がる“エアコン不要の村”です。
浅間山北麓の雄大な景観をバックに、見渡す限り広がるキャベツ畑の緑のパノラマ。植物の蒸散作用がもたらす物理的な涼しさと、どこまでも続く緑が目に与える視覚的な清涼感が、二重に旅人を癒やしてくれます。周辺には「万座温泉」や「鹿沢温泉」といった名湯が点在しており、日中は高原の涼風を浴びながらドライブ、夕暮れからは温泉でゆったりと疲れを溶かしてくれます。
そんな理想的な避暑の一日が、ここでは自然に叶うのです。軽井沢と同じ北軽井沢エリアに属しながら、混雑とは無縁の静けさを保っている点が、まさに“穴場”たる所以ですね。
第2位 長野県南牧村
涼しさの確実性19・穴場度18・体験充実度17・滞在の快適さ18・行きやすさ17/合計89点

標高1,000mを超える野辺山高原を擁する長野県南牧村は、真夏でも天然のクーラーに包まれたような冷涼な空気が流れる場所です。この村の真骨頂は、日が沈んでからやってきます。
天文学者が選ぶ「日本三選星名所」にも選出された大気の透明度は折り紙付きで、国立天文台の電波観測所が置かれていることからも、その空の澄み具合がうかがえます。光害のない漆黒の夜空に浮かぶ無数の星を見上げる時間は、それだけで旅の目的になりえる特別な体験です。
日中は「八ヶ岳」の雄姿を眺めながらのサイクリングやトレッキング、牧場での乳搾り体験など高原ならではの過ごし方が充実。涼しさと体験価値が見事に調和した、稀有な高原避暑地です。
第1位 千葉県勝浦市
涼しさの確実性20・穴場度18・体験充実度17・滞在の快適さ17・行きやすさ18/合計90点

栄えある第1位に輝いたのは、関東随一の避暑地として注目を集める千葉県勝浦市。意外にも、涼しさの王冠を手にしたのは山岳地帯ではなく、太平洋に面した海辺の町でした。
勝浦市には、1906年の観測開始以降、一度も35度を超える猛暑日を記録したことがないという驚くべき実績があります。その秘密は、沖合の深い海底で冷やされた海水が南風に乗って陸地へ吹き込む独特の海洋性気候にあり、東京都心部よりも3〜5度低い気温が科学的に裏付けられています。
「日本の渚百選」に選ばれた「鵜原海岸」では、穏やかな波音と涼やかな海風に包まれながら過ごす時間が約束されています。かつうら海中公園では海中の生態系を間近に観察でき、子どもから大人まで好奇心を満たしてくれるでしょう。都心からのアクセスの良さも相まって、「涼しさ」という旅の目的に対する確実性において、他の追随を許さない最強の穴場避暑地です。
第11位〜第30位はこちら
- 第11位:竹田市(大分県)
- 第12位:片品村(群馬県)
- 第13位:十日町市(新潟県)
- 第14位:南阿蘇村(熊本県)
- 第15位:梼原町(高知県)
- 第16位:十和田市(青森県)
- 第17位:久重市(大分県)
- 第18位:八幡平市(岩手県)
- 第19位:那須塩原市(栃木県)
- 第20位:香美町(兵庫県)
- 第21位:霧島市(鹿児島県)
- 第22位:伊賀市(三重県)
- 第23位:小谷村(長野県)
- 第24位:北塩原村(福島県)
- 第25位:高野市(和歌山県)
- 第26位:最上町(山形県)
- 第27位:上士幌町(北海道)
- 第28位:五ヶ瀬町(宮崎県)
- 第29位:十津川村(奈良県)
- 第30位:妙高市(新潟県)
今回のランキングが教えてくれるのは、日本の「涼しい場所」の豊かさと多様性です。鍾乳洞の地底に広がる10度の別世界、高原を吹き抜ける天然のクーラー、海底から運ばれる冷たい風など、涼しさの理由は土地ごとにまったく異なり、その違いこそが旅の個性になります。
有名な避暑地だけが夏旅の選択肢ではありません。このランキングには、まだ多くの旅行者に知られていない穴場がそろっていますよね。今年の夏は、猛暑から逃げ出すだけでなく、涼しさの向こうにある知らない日本の風景に、ぜひ会いに行ってみては?
- source:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES)/全国1,741自治体から選出!猛暑を忘れ涼しさで選ぶ。“穴場の避暑地”自治体ランキング ベスト30
- image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES)
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