海外よりも気軽に行ける国内旅行は安定の人気を集めています。政府は2020年までに国内旅行消費額を21兆円にすると掲げており、拡大する世界の観光需要を積極的に取り込んでいます。最近では1~2日で行ける小旅行や日帰り旅行も注目されているため今後も国内旅行が人気を集めていくのではないでしょうか。
昨年と比べると今年は海外旅行の人気が高く、海外で休みを楽しむ方が多かったみたいです。8月24日に国土交通省観光庁から発表された、最新の主要旅行事業者の旅行取扱状況速報によると、国内旅行は前年同月比99.3%だったとのこと。対して海外旅行は前年同月比で107.3%と増加していました。その背景には、国内の団体旅行は好調だった一方で、個人の企画旅行では人気の沖縄が不調であったことが考えられています。
また、今年はアジアの人気が高く、特に韓国の取り扱いが増加。ちなみに外国人の国内旅行(インバウンド旅行)は134.6%と、欧米豪市場を中心に個人旅行の取り扱いが好調でした。では海外旅行ではみなさんどこへ行かれているのでしょうか? 今回は、500以上の旅行サイトが多彩な旅行プランを掲載している「トラベルコ」で発表された、2018年7月の海外ツアー検索人気ランキングのなかから人気の旅行先TOP 10と急上昇中の旅行先をご紹介していきます!
第10位:釜山(韓国)
第10位は、韓国第2の都市 釜山(プサン)。福岡から高速船に乗って約3時間、飛行機だとおよそ50分で着くという近さです。ちなみに成田発の直行便だと約2時間15分で到着するのでアクセスにも便利ですね。釜山は海に面した港町で夏になると多くの観光客がビーチでバカンスを楽しんでいます。また、釜山のマチュピチュと呼ばれるカラフルな「甘川洞文化村」、海沿いにある珍しいお寺「海東龍宮寺」は人気のフォトジェニックスポットで若者を中心に人気を集めています。