銭湯は東京から変えていく。外国人からも人気、進化する老舗銭湯


荒川区「斉藤湯」2015年リニューアル

日暮里の斎藤湯は日本で最後の銭湯の三助さんが2014年12月末まで現役として活躍していたことでも有名な銭湯だ。

2015年4月にリニューアルオープン。80年以上の歴史のある下町の人々に愛され続けている銭湯である。

リニューアルしたもののその外観はかつての和風様式のデザインを取り入れた瓦ぶきの三角屋根となっているのが特徴である。

さらには銭湯のシンボルでもあった煙突はきちんと銭湯の奥にあるマンションの壁に沿ってつけられている。

特徴は何しろ一船の銭湯よりかなり高い浴室の手錠空間。シルキー風呂という超微細粒気泡がたっぷりと含まれたお湯。炭酸ガスの含まれたお湯。筋力をほぐす電気風呂。お風呂もシャワーも全て美人の湯といわれる「軟水」を使用している。

また、広いロビーのカウンターにはビールマイスターの資格を持つスタッフがおいしいビールを飲ませてくれるのが嬉しい。

三助さん:銭湯でお客の背中を流す人のこと。

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