銭湯は東京から変えていく。外国人からも人気、進化する老舗銭湯

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2018/10/10

町田市「大蔵湯」2016年リニューアル

銭湯で外湯気分という願いを込めて2016年12月にリニューアルした銭湯。

外観を見るとシンボル的な煙突に大蔵湯の文字がひときわ目をひくランドマークとなっている。

ご主人によると「『わが町のもうひとつの風呂場』と感じてもらえるような銭湯にしました」とのこと。

湯は良質な天然井戸水を軟水化しているので、肌にすべすべと気持ちいい。

雰囲気は温泉地の湯治場にいるようにリラックスできる。脱衣所も和風で趣のある松本民芸家具の椅子使用の落ち着いた空間となっている。

さらに一歩浴場に入るとそこは床の半分ほどはある広い総檜風呂が目に入る。正面壁面はなんと黄金の富士山のモザイクタイル絵がある。これは特注オリジナルで、この銭湯しか見ることのできない豪華な富士山となっている。

床は黒石の玉砂利なので、足のツボにここちよい刺激がある。小さく色々な機能のある浴槽のある銭湯が多いなか、あえて大きな気の浴槽にすることにより、ひとときの静寂と癒しの空間がここにはある。

image by: Googleストリートビュー

 
 
 
 
 
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  • 大蔵湯
  • 東京都町田市木曽町522
  • JR横浜線「古渕駅」から徒歩10分
  • 定休日:金曜日
  • 14:00~23:00
  • http://ookurayu.com/index.html

いかがでしたか。都内には古き良き銭湯がまだまだたくさん残っており、リニューアルを機に外国人観光客の受け入れ態勢を整えている銭湯も増えてきているようですね。

もちろん今回ご紹介した5つの施設は、都内でも歴史ある銭湯で、新たに改装しても変わらず地域の人に愛される魅力的な銭湯です。


たまにはお家のお風呂ではなく、銭湯にでかけて大きな湯船に癒されてみてはいかがでしょう。

  • image by: 清水湯
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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銭湯研究の第一人者。エッセイスト、コメンテーター、写真家としても活躍中。

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