大学の紅葉はきれいだった……学生時代を思い出す秋のキャンパス散策

全国各地では10月下旬から12月上旬に見頃を迎え、有名景勝地には多くの観光客が訪れています。でもなかには「忙しくていく予定が立てられない…」「人が多いところは苦手で…」と思う方もいるのではないでしょうか。分かります、その気持ち。実は四国担当編集者であるワタシも「遠くへ行く時間もないし、かといって土日に行っても人気のスポットは混んでるし」なんて思ってしまいます。

以前、トリップエディターでは紅葉の人気スポットを紹介したのですが、今回は穴場スポットである大学のイチョウ並木や紅葉をご紹介していきたいと思います。

大学にイチョウの木が多い理由って?

ところで、どうして大学のキャンパスにはイチョウの木が多いのか、その理由をご存知ですか? イチョウの銀杏は臭うので「ちょっと嫌だなぁ」と感じる方もいるかもしれません。でも、実はイチョウが植えられるのには理由があるのです。

イチョウのような葉が落ちる木のことを落葉樹というのですが、夏は緑が生い茂るので日陰の役割をもち、冬には葉が落ちるので日光が当たりやすくなるといった面があるのです。また、イチョウは水分を多く含んでいるので非常に燃えにくい木でもあります。なので、昔から火事を防ぐために人が集まる学校やお寺、神社などでイチョウが植えられていたのです。

ではさっそくイチョウ並木や紅葉の美しい大学をご紹介していきます。卒業生にエピソードも聞いてきたので、思い出に浸りながら母校巡りなんていかがでしょう!? まずは銀杏のゆるキャラがいるとウワサの青学から!

青山学院大学「青山キャンパス」

青山学院大学は、創立144年を迎えるキリスト教プロテスタント派のミッションスクールです。青山と相模原にキャンパスを構えています。

image by:By Hyj8167 [CC BY-SA 3.0 ], from Wikimedia Commons

青山学院大学卒(20代・男性):並木道にズラリと並ぶイチョウは見もので、無駄に7年いたけど毎年写真を撮ってたギンナンの匂いがすると「ようやく青キャンっぽくなってきたぜ!」と思う。匂いは確かにきついけど、秋っぽくて俺は好き。並木道で超かわいい女子が匂いを我慢して笑顔でインスタ用の写メ撮ってて、終わった途端「息止めてたマジ死ぬ」とか言ってるの見かけて、マジでおしゃれは我慢だなと思った。

あとあそこは完全に通り道だから踏まれる前にギンナンを拾うべし。警備員のおじさんと仲良くなっておくと大量のギンナンをもらえることがある。ちなみに青学には「銀ニャン」という謎のゆるキャラがいる。見かけるとちょっと嬉しい。

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