近年、訪日外国人観光客が増えていくなかで、日本に訪れる理由として「日本の夜景を見に来た」と答える人も増えてきているそう。広い夜空にきらめく明かりが美しい夜景は、リラックス効果があるともいわれて、ストレス軽減や疲労感軽減に繋がるのだとか。
今回、(一社)夜景観光コンベンション・ビューローが、2015年度に誕生した「日本新三大夜景都市」を再認定し、新たな三大夜景都市を発表しました。早速、ご紹介します。
「日本新三大夜景都市」とは?
日本新三大夜景都市とは、(一社)夜景観光コンベンション・ビューローが2015年に発表した、日本の夜景スポット都市をランク付けしたものです。そして今回、第二回認定として2018年10月5日に開催した「夜景サミット2018 in札幌」において、三大夜景の再認定を行いました。
選定方法は、全国約5,542名の有資格者、夜景鑑賞士に対しアンケートを行い、「日本新三大夜景都市」を1位~3位まで選出しました。以下、気になるTOP3のスポットです。
第3位 北九州市
神戸市や東京都などの大都市を抑え、堂々の3位にランクインしたのは北九州市です。「小倉イルミネーション」「北九州アイアンツリー」などの光演出や、皿倉山、高塔山、足立公園、門司港レトロなど夜景が美しいスポットがそろっていることがが評価されました。特に皿倉山からの眺望はあまりの美しさから「100億ドルの夜景」とも呼ばれており、名に恥じぬ絶景ぶりです。
また近年の「工場夜景ブーム」以来、都心部に近くアクセスが良い北九州の工場にも注目が集まっています。今後さらに上位を目指すことができる可能性を秘めている都市です。
第2位 札幌市
藻岩山をはじめ、大倉山、札幌テレビ塔、旭山記念公園など眺望が臨める施設も豊富で、広大な土地を見渡せる札幌が2位となりました。
夜景鑑定士からも、「北海道ならでは澄み切った空気の中で眺める大パノラマは見事」「駅上のホテルの客室からの眺めは絶品」「さっぽろホワイトイルミネーションや白い恋人パークなど、夜も楽しめるイベントも豊富」との口コミが多く集まりました。
藻岩山は360度の大パノラマで札幌を見渡すことができ、夜空に浮かぶ星と合わせてどこまでも広い美しい景色を堪能できます。
第1位 長崎市
稲佐山、鍋冠山、グラバー園、教会ライトアップ、長崎ランタンフェスティバルなど、思いつくだけでも多くの夜景スポットを有す長崎市が第1位になりました。長崎を一望できる稲佐山は見る者を虜にする、超人気の夜景スポットです。
また坂道が日本で一番多い長崎では、少し坂を登って高台へ上がれば街並みを見下ろすことができ、非常に気軽に夜景を楽しむことができるのも魅力のひとつです。2位の札幌市とは僅差で1位になりましたが、2012年の「世界新三大夜景」認定を機に観光集客も増え、長崎夜景自体の全国的認知が向上したことにより、今回の結果に繋がったのかもしれません。
日本10大夜景都市としてランクインしたスポット
今回の「日本新三大夜景都市」は長崎、札幌、北九州となりましたが、日本にはまだまだ魅力的な夜景を有する都市がたくさんあります。以下は10位以内にランクインし、見事「日本10大夜景都市」に選出された都市です。
- 第4位 神戸市
- 第5位 東京都
- 第6位 函館市
- 第7位 大阪市
- 第8位 横浜市
- 第9位 京都市
- 第10位 静岡市
冬になると空気が澄んで、星もより綺麗に見るることができます。これからの季節、ぜひ夜景の名所に足を運び、星+夜景の最高のコラボレーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
source:Dream News
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